腰を痛めた翌日から出張でした。
マッサージのおかげもあってか、全く動けない状態からは抜け出した?ので、半ば強行で出張先へと向かいました。が。やはり現実はそう甘くはなく。日に日に状態は悪化し、出張最終日には歩くことが困難な状態になってしまいました(整体師の「保って2日です」の言葉に偽り無し)。その時の歩き姿といったらもう。例えて言うなら...アシモ初号機のそれに等しく速度はそれ以下といった具合でした。いやホント。アシモ現行機のパフォーマンスなんて夢のまた夢。 さて、そんな状態ですから自力で帰れるわけも無く。こりゃ困ったと思案。「でも休みながら行けば何とかなるかも?(出張先は神奈川と東京の県境周辺)。そこで荷物を持って試しに歩いみると...それはかなり困難な道と思い知ることに。じゃあどうするよと再び思案。こうなったらもう恥も外聞もありません。ということで「友人に車で迎えに来てもらう」というカードを切ることに。 友人Tに「大荷物を搬送してもらいたいんだけど」と依頼のメールをすると「分かった。仕事が終わったら迎えにいくよ」という有り難い返事が。曰く「今日で良かったよ。他の日だったら無理だった」。いやぁラッキーでした。日頃の行いの良さってこういう時に現れるものですねぇ(!?)。ちなみに。待ち合わせ場所に迎えに来てくれた時、友人に後光が射して見えたのは言うまでもありません(嘘。いや、半分くらいはホントかも)。おかげでダメージを受けること無く帰宅が出来ました。感謝。この恩は一升、否、一生忘れることはないでしょう。多分。きっと。 ・・・ 友人が迎えに来るまでの間、礼の品をと、ご当地ならではの土産を物色。とはいえ、歩き回ることは困難なので、待ち合わせ場所である橋本駅に隣接する「me we」なるビルの地下の土産菓子売り場で事を済ますことに。フロアをウロウロ(フラフラ)していると、一件だけホワイトデーとは一切無縁な店(煎餅屋)を発見。その潔よさに惹かれ近づいてみると...なんとあの「津久井せんべい」じゃないですか。 * 津久井せんべい * 津久井湖畔にある煎餅屋。看板商品の「ブランデー煎餅」は一部で有名。ちなみに、タカサレは数年前この地を訪れた際この店の存在を知る。以来ずーっと気になっていた。 閑話休題。 Q:「気になっていた」ということは...一度も試していないの? A:はい。 確かにいつもの私なら、モノは試しにと迷わず試していることでしょう。しかしこれに限ってはこれまで機会があったにもかかわらず手を出さずにいました。それは...実際に訪問してみれば分かるかと思いますが...店の看板(リンク先参照)とデカデカと掲げられた「内閣総理大臣賞受賞」の文字が凄いから。だってこういうのをドーンと全面的に押し出している店って、大抵、店主が面倒だったりするじゃないですか。それを思うとね。例え美味だとしても敬遠したくなるわけで。そんなわけで、津久井せんべいは、私の中では幻の煎餅として位置づけられることになったのでした。 その幻の未体験せんべいが突如目の前に現れたわけです。ときたら、そりゃーもう試さないわけにはいきませんわな。ということで直ぐさま物色開始。すると...店員のおばさんが接近し「良かったらどうぞ」。見るとその手には、かの有名?な「ブランデーせんべい」が。「これがあの!」と思わず興奮(でも腰が痛くて感情が表に出ない)。当然断ることなく試食。なるほどこれがそうなのかーと感慨深げに(そして真剣に)味わっていると、次々に試食を勧め始めるおばさん。この機会にと言われるがままに試食する私(試食したのは「ブランデー」「コーヒー」「コショー」「あまから」「カレー」の5種)。 結論から言うと、看板のブランデーせんべいは好みが大きく分かれるかなと思いました。但し、煎餅自体は品質が良く美味しいです。クドさがないのも好印象。こいつはアミノ酸等とかを使っていないなとパッケージをひっくり返し原材料を確認してみると、やはり余計なものは一切使われていませんでした。材料本来の風味に好感を持った旨を伝えると「うちは材料にこだわっていまして。使っている米は田圃を指定しているんですよ」と店員。なるほどねぇ。 ・・・ 礼にと選んだ煎餅は以下の三種。 「珈琲」の名のつくものはとりあえず試すことにしている私。ということでこれは迷わず入手。味は...どうだったっけ?いや、店先で試食したのですが、その後に次々と食べさせられた為ハッキリと覚えていないのです(苦笑)。自分用にも買ったので後でじっくり味わうとしよう。後学のため珈琲に合うかも試さねば。 店員曰く「人気商品」というこの2種。「あまから」は甘さと辛さのバランスがなかなか良い。「コショー」は挽きたての鮮烈さあり。いずれもアミノ酸等が使われていないから、米及びまぶされたフレイバーを純粋に楽しめる。これを食べると市販のものが如何に作られた風味かがよく分かります。 試食した範囲で感じたのは、受賞した商品より「あまから」や「コショー」などノーマルなものの方が煎餅の良さが分かっていいなということ。なので、もし津久井せんべいを試す機会があるならば、それらを軸に試してみることをお勧めします。 いやしかし、縁というものは何がきっかけで繋がるか分からないもんですね。今回なんかは、腰を痛めていなかったらこの煎餅(店)に辿り着くことは無かったわけですから。いやはや、腰も痛めてみるもんですわ(いや、痛めない方がいいです)。
by taka-sare
| 2009-03-16 02:23
| 出先・旅先での一コマ
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