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[空と宙]

昨夜、日を跨ぐ前に岡山県北部から帰宅。
家に着くと妻が「今夜、双子座流星群が見られるピークだって」。
妻はこういう事に興味がないと思っていたのでちょっぴり意外。
そこで「じゃあ、ちょっとばかり見に行ってみる?」と軽い気持ちでふってみると、これまた意外にも「行く」という。
実はちょっぴり疲れていたのですが、それならばと一念発起(大袈裟)。
珈琲豆を挽きドリップし、それをサーモスに入れ
双子座が望める辺りへと車を走らせました。


[空と宙]_e0011761_16543764.jpg[プラネタリウムのふたご/ いしいしんじ]

先日、偶々この本を読んだことも、足を運ばせた理由かも。

10分もしない内に、灯りが少なく視界が良い場所に到着。そこで、車から降り、双子座を探す。双子座自体はそれ程目立つ星座ではありませんが、オリオン座の近くなので、星座に詳しくなくても簡単に見つかります(実は子供の頃は、そこそこ星座に詳しかった)。



仕事柄、日中は当たり前のように空を見上げています。しかし、こうして夜空を見上げる事は滅多にありません。ゆえに、何だか新鮮な気分。

昼の野外の寒さは体に堪えます。しかし、静まりかえった寒空の下は悪くありません。
頭も身体も冴えてくる感じが、何とも言えません。
昔から、このシチュエーションは好きだったなぁ。

珈琲を啜りながら天空を眺めるも、なかなか流星は現れず。
そうこうしている内に、放射点の目印となる星が天頂に(首が痛い...)。
首を癒やすのを兼ね、まだ低めに位置する北斗七星を指差しながら星座のレクチャーを始めたその矢先、偶然にも柄杓の中央を一筋の光が。同時におぉ〜っ!と童心にかえる。
これからピークが到来か!?と期待に胸を膨らませるも、雲が次第に空に広がり始め...それから30分後には双子座を完全に覆い隠してしまいました。余程日頃の行いが悪いのか!?(どっちの?)

ということで、深夜の天体ショーは急遽幕をおろしたのでした。
因みに。帰宅後は星見で一杯。冷えた身体に血が巡る。
もちろん、月見酒でも構わなかったのは言うまでもありません。
by taka-sare | 2007-12-15 17:34 | 自然・季節に触れて
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