人気ブログランキング | 話題のタグを見る

[平日に銀ブラ、昼の蕎麦屋巡り]

「月曜に、蕎麦食いに(東京方面に)行かないか?」

一昨日、友人からこんな内容のメールが送られてきました。
(この友人は、拙ブログで時々登場する蕎麦屋(月曜定休)の主人)

私はフリーランスなので、仕事が入っていなければこういう誘いは大歓迎。
ということで、昨日の昼、蕎麦を食いに東京方面へ足を運びました。

・・・

正午前、築地にて友人と合流。
そこから、近くのお店へ向かうことになりました。
友人によると、今回リストアップした店はいずれも未体験とのこと。
さて、どうなることやら。

そうこうしているうちに、目的地に到着。

外観は、正統な蕎麦屋らしくパッと見は良さそうな感じ。
暖簾をくぐると...おや、お客はほとんどいません。
よしよし、これなら店の人に気を遣うことなく蕎麦屋酒を愉しめるぞ... と、お酒のリストに目を通す。メジャー(無難)な銘柄の中に竹鶴を発見。と思った矢先、友人がお店の人に「竹鶴をお燗でお願いします」と注文。やはり...ね。

その後、友人はザッとメニューに目を通しアテを3品注文。
流石は蕎麦屋の主。蕎麦屋慣れしているせいかセレクトが早い。

メニューを眺めていると、先ず、お酒とお通しがやってきました。
お通しは、砂肝等を和風出汁で煮たモノのよう。
朝から何も食べていなかったので、酒の前に一口放り込む...旨い。
しつこくない味付け。これは蕎麦前にピッタリです。
これなら他のアテも期待出来そう...と期待が膨らみます。

間もなくして、焼きみそ・穴子天・鴨ロース(だっけ?)が登場。

先ずは、焼きみそを箸ですくい一舐め・・・
続いて、穴子天を頬張る・・・ん?穴子自体は美味しいけれど衣が...
最後に、鴨を食す・・・うーん。和風ダイニングっぽい...

お通しが良かっただけに、これにはちょっと拍子抜けしてしまう。
自分だけかな?と思い友人を見ると、箸が止まっている。
やはり同様に感じている模様。

他にも頼んでみたいモノは沢山ありましたが、もう1・2軒ハシゴする予定だったので、この辺で終わりにし(お酒はお銚子2本)蕎麦で締めくくることに。
友人曰く「ここの本店は蕎麦つゆが凄い」とのことだったので、つゆに注目しながらすすってみると...

素人なので、どの辺が凄いのかは分からないものの、確かに今までの経験にはない、ここにしかないと思われる印象的な風味を感じました。

蕎麦を食べ終えた後、そば湯で割ってもう一度、つゆを味わってみる。
すると、また異なる表情を見せる。
うーん。蕎麦つゆの世界は奥が深くて面白いなぁ。

・・・

お勘定を済ませ、次なるお店へ向かうことに。
しかし、予想していたよりもお腹がいっぱいになっている。
果たしてこの後、本当にハシゴができるのだろうか...

さぁて、2軒目はどうするか。

友人は候補にあげてきたお店の内、どちらに行くか悩んだ末、とある蕎麦屋に決定。
築地から、お目当ての蕎麦屋をめざし、いざ銀座の街へ。
(こういうのも銀ブラって言うのでしょうか?)

この日は天気が良かったので、発汗が促されいい具合にアルコールが抜けていく。
おかげで、歩いている内に胃と肝臓の受け入れ態勢が整った(ような気がした)。
残暑に感謝。

・・・

14:00前に目的地に到着。
読みが甘かったか、お店は大繁盛。
ちょっと長居出来る雰囲気ではありません。

まぁそれでもと席に着き、ビールを注文。
間をおいて、熱燗と蕎麦を注文。

さて、この店についての感想ですが...
友人が深くため息をついていた。とだけ記しておきます。
いやはや。

・・・

さて3軒目。

当初友人は3軒まで視野に入れていたようですが、私はもうギブ・アップアップ状態(2軒目の蕎麦の量があまりにも多すぎまして...)。
なので、蕎麦屋巡りはこの2軒で終了となりました。

その後、口直しに有楽町の珈琲屋で一服することに。
珈琲の香りが忌まわしき?記憶を消し去った体中に染み渡った頃、店を出て「わしたショップ」へ。
各々、買い物をした後、オリオンビールで締めの乾杯。
後、上野で解散となりました。

・・・

帰り際、友人は「今回は、ちょっと空振りだったなぁ」と嘆いていましたが(まぁ確かにアレはちょっとね)、私は「ハシゴ蕎麦」自体が初めての体験だったので、これはこれで楽しい昼のひとときとなりました。

でも、ハシゴ体験はもういいかなぁ。
今度は一軒に絞って、のんびりやりましょう。



* おまけ *

[平日に銀ブラ、昼の蕎麦屋巡り]_e0011761_1535265.jpg[三線王]   UNIVERSAL MUSIC

空振り続きにひっかけて、わしたショップで購入。
三線の名手が一同に会した(総勢14名)、手頃でお得感のあるCD。
この一枚を聴くと、奏者によってこんなにも違うのかと実感できます。
by taka-sare | 2006-09-05 14:47 | 飲む・食べる・呑む
<< [CDとかけて、サービスセンタ... [変わらぬ日常の味] >>