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[犬、猫、そして鳥からのメッセージ]

赤ちゃんの命を救った猫(ベルリン 15日 ロイター)


以前、犬の救出劇を取り上げましたが、今度は猫が主人公です。

私は、このような出来事を耳にする度に、「犬や猫は、想像している以上に私達に話しかけてきている」という思いを強くします。
では、こういったことは犬や猫に限ったことなんでしょうか。

ご存じの方もいるかも知れませんが、こんな話があります。
それは、イギリスで本当にあった、人と鳥(イエスズメ)との物語です。

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第2次大戦下のロンドン、独り暮しの老夫人が傷ついた野生の小雀を拾った。片足と翼に欠陥があったが夫人の愛情のもと、元気に育ち夫人のピアノに合わせて歌うなど殺伐とした時代のロンドンっ子をなぐさめた…。
(amazon.co.jp 「MARC」データベースより)

小雀物語 (小学館ライブラリー)
クレア キップス (著)、 Clare Kipps (原著)、 大久保 康雄 (翻訳)
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この本を読んだのは、確か10年ほど前のこと。
きっかけは、生き物が好きな知人に強く勧められ...といった消極的なものでした。
当時は、今ほど動物の事を知らず、そして、今ほど好きなわけでも無かったので、初めはあまり気乗りがせず、ただ淡々とページを読み進めていきました。ところが、気がつけば自らの意志でページをめくるようになり...不覚にも?最後にはちょっぴり目頭が熱くなる始末。(結局、一日で読み終えてしまう)

当時私は、人と鳥がこのような関係を結べたという事実に、そして、鳥がここまでコミュニケーションをはかる事が出来るという事実に、ただただ驚くばかりでした。この本を読むと、鳥も人に話しかけているということを知ることが出来ます。興味がある方はこれを機に読んでみては如何でしょうか。
by taka-sare | 2006-04-18 00:44 | ニュースを読んで
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