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[常磐線沿線にて、あれこれと]

今日(1日)は、とあるレアなモノを探しに金町へ。

ところが、いくら探しても目的のモノは見つからず。そうこうしているうちに日は暮れ...
身体は完全に冷えきってしまい、気持ちも完全にクールダウン(用法が変)。なので「ま、レアとはそういうものだからね」と自らに言い聞かせ、おとなしく帰途につくことに。

しかし...帰る途中「手ぶらでこのまま帰るのも何だかもったいなぁ」などと欲が噴出。
いつもはこんなこと無いのになぁ。空腹(昼飯を食べていなかった)と冷えが、我慢の壁を取り払ってしまったのだろうか?というわけで、先ずは帰る途中に腹ごしらえをすることに。

・・・

さて、どこで食べようかな...
帰る道中に行きたい店ってあったかなぁ...と頭の中で検索。
あ、あった!(検索時間:推定2秒フラット)
そう、以前よりこの沿線に気になっていた店があったんです。
で、これはいい機会だと途中下車することに。


e0011761_035403.jpg[坦々つけ麺 並盛り+小ライス(@三河島)]
メニューは基本的に担々麺のみ。
あとはバリエーションが幾つか。

家でご飯を食べるので、並盛り+小ライスに。ところが、出てきたライスが家で食べる1.5以上の量。
そうだ、ラーメン屋のライス小って結構量が多いんだった。失敗。



e0011761_037419.jpg麺は平打ちと太の2種類から選択可能。
私は平打ちをチョイス。
スープはややピリ辛。但し、胡麻の風味が割としっかりしているので、最初はあまり辛さを感じず。暫くしてからピリッときます。

メニューに「ライスをスープにブッコンデ食べてみて」とかなんとか書いてあったので、指示に従いご飯をドボン。そしてザブザブと喰らう。それを何度か淡々と繰り返す。

ご飯が無くなると同時にスープも丁度無くりました。
なるほどそういう計算か...と一人したり顔。でも多分それは考え過ぎ。

それはさておき...
実はこのお店。つい先日知人のブログで話題にあがっていたんですよね。
(もしかしたら、違う店のことかもしれないけれど)
特に狙っていたわけではないのですが...
必然? or 偶然?

・・・

食欲が満たされたら、今度は物欲がフツフツと。
で、気がついたら上野駅のコンコースにあるCDショップに。


e0011761_0372347.jpg[DUET Chick & Hiromi]

で、気がついたら手にはこのアルバムが。
話題のDUET。話題のブルーノートでのライヴ演奏。

そういえば上原ひろみのCDを購入するのはこれが初めて。



近頃の上原ひろみはどんな演奏をしているのだろうか。
そう思いながらCD1(2枚組)をプレイヤーに。
感想。ジャケットの二人の表情がすべて。
とても楽しくワクワクする演奏でした(小学生の感想文)。

今回の演奏は、チックが彼女のポテンシャルを引き出した部分があるかもしれない。しかし、如何にチックが凄かろうが、彼女に芯が無ければこのような音は出てこない。

今後彼女はどう展開していくのだろう...
この先が気になるアーティストとなりそうです。
う〜ん。このライブは行くべきだったなぁ。

ちなみに今年、武道館でライヴがあるようですが...
何故、武道館で?(もったいねー)
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by taka-sare | 2008-02-02 02:56 | 出先・旅先での一コマ | Comments(4)

[あっちこっちで鼓を打つ]

週末(土曜日)の昼はいつもの蕎麦屋で。これで三週連続。

以前は、東京の蕎麦屋に行ったりもしていたのですが...
最近はとんと行かなくなりました。
理由は簡単明瞭。
往復の運賃で、この店で蕎麦と酒が愉しめてしまうから(笑)

・・・

この日は後に用事が詰まっていたので、アテは頼まず(=飲まず)。
純粋に、昼食として蕎麦を愉しみました。
これは、近所だからこそ成せる業かもしれません。


e0011761_1453939.jpg[穴子天せいろ(十割)]

この日は茨城産とのこと。
ガガーリンじゃないけど、この蕎麦は青かった!

爽やかというか、清澄というか、そんな風味。で、食べ終わった後、じんわりと甘みが口内に広がる。


e0011761_1385527.jpg[天丼]

妻はこちらをチョイス。
この店の天丼が好物なんです。
ちなみに、この店唯一の丼モノです。
(これがまた旨い)



いやしかし、今回の蕎麦は、見た目も中身も前回の蕎麦とはかなりキャラクターが違ったなぁ。所謂、テロワールの違いってやつかな?(もちろん、そばの挽き方、打ち方、収穫後何日経ったか...といった違い等も影響するのだろうけど)。さすがに週1ペースで通うと、その辺が分かって面白い。

・・・

店を後にした我が家は、訳あって、太鼓専門店に立ち寄ることに。

そこで頼んでいたあったモノを購入した後、次なる場所へと向かおうとすると...
そこの社長さんに捕まってしまい、何故か太鼓レクチャーがスタート。
用事まで少し時間があったので、まぁ少しならいいかと耳を傾ける。すると、今の太鼓事情やら今後の目標やら、太鼓に関する話が次から次へと出るわ出るわ。
ここで、太鼓好きな私は呼応してしまい...社長の思惑通り?、その後、太鼓談義となってしまったのでした(苦笑)

まぁ、珈琲(これが意外に旨かった)まで頂いてしまいましたからね。
それで、はいそれではさようなら、と帰るのもどうかと思い...(と、何故か言い訳)。

そうこうしているうちに、かなり時間が差し迫ってきたので「では、我々はそろそろ...」と席を立とうとすると「じゃあ、ちょっとだけ太鼓叩いていきますか?」。
気持ちは有り難かったのですが、本当に時間が無かったので、丁重にお断りしようとすると...なんと社長さん。足早に太鼓の元に移動しているではないですか。そして、こちらを振り返り「こっちこっち」と手招き。そしてそして、色々な太鼓を「どんどん」紹介し始めるではないですか(太鼓だけに?)。

えー、帰してくれないの〜?(笑)

で、どうしたかというと。
結局、少しだけ叩かせてもらうことに。
いや、本当に時間がなかったんですけどね...
その熱心さに、もう完全に根負け。



* おまけ *

来年1/6に、上記の社長が企画した太鼓イベントがあるそうです。
(詳細→太鼓祭インさいたまスーパーアリーナ
曰く、出演団体は、皆かなりレベルが高いとのこと。
入場無料なので、時間がある方は足を運んでみては如何でしょうか?

...って、何故私が宣伝を?(笑)
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by taka-sare | 2007-12-03 10:49 | 飲む・食べる・呑む | Comments(2)

[鳥獣戯画を垣間見る]

現在サントリー美術館にて開催されている展覧会に行ってきました。


e0011761_21624.jpg「鳥獣戯画がやってきた!」
 ー国宝「鳥獣人物戯画絵巻」の全貌

前期:11/3〜11/26
後期:11/28〜12/16

※ 前期と後期で場面変え、展示変え有り




あれは20歳の頃だったか。私は京都に行った。
その際、鳥獣戯画目当てに高山寺に足を運んだ。
しかし、目当ての絵巻はそこには無かった。
全て上野に出張中だったのである。

故に、今回対面した時は、涙で暫く作品が見ることが出来なかった(イメージ)。

・・・

17:00頃、サントリー美術館に到着。
以前行った北斎展ほどでは無いにしても、展示物が国宝ゆえそれなりに混むのではないか?そう思った私は、土日を避け平日に足を運ぶことにした。
で結果はというと。
会場内は、多くもなく少なくもなく。それなりにいる...と言った状態だった。
(それでも、全部見終わるまで2時間弱かかった)

作品は3階と4階に展示されており、先ずは4階からという順序になっていた。
誰もが知っている高山寺の「鳥獣戯画」は4階の最初に展示されていた。
それ故、その周辺は人が集まり列になっていた(巻物故、尚のこと列になる)。
ならば空いている所からまわろうかと思うも、今回は特に急いでいるわけでもなかったので、のんびり順路通りにみていくことにした。

以下、ざっくり感想。

・・・

鳥獣人物戯画絵巻(甲・乙・丙・丁)は色々な人によって描かれていると言われているが、個人的には甲巻の筆のノビノビとしたタッチが印象に残った。他の作品と比べても、線が生き生きしているといった感じ。蛙や兎たちの足腰の雰囲気が良い。質感あり。表情もいい。動いているように見える。

やはり本物を見ておいて良かった。
何でもそうだが、コピー等では伝わらない部分が沢山あるということである。
今回は、筆致の違いを見られただけでも、行った甲斐があった。

鳥獣戯画は筆者も主題も未だ謎のまま(諸説いろいろ)である。
それ故、当時に思いを馳せながら...といった具合に、想像力や考察力を働かせながら作品を見ることとなった。これがなかなか楽しかった。

時にそれは面倒に感じることもあるのだが、鳥獣戯画に関して苦にはならなかった。おそらく、特に説明が無くても、絵を見ているだけでその様子が伝わってくるからだろう。
これだけ長い時を経ていても、説明が無くても、様子が伝わると言うことは?
結局、昔も今も人のやること、考えることは、大して変わっていないということなのか。

それはさておき、最後の方に展示されていた「勝絵絵巻」「放屁合戦絵巻」。
いつの世も、こんなん考えるヤツがおるんやねぇ...
後ろにいた若いカップルが、この絵を見ながらこんな会話をしていた。
面白くて、つい笑みがこぼれてしまった。

女「賜物比べってなあに?」
男「ん?よくわからん」
女「(絵を見て)あ、そういうことか(と失笑)」
男「あぁ...」
女「でも、面白いねー。これなんて凄いよ!」
男「うんホントだね。でも...最低な絵だよな...ほんとサイテーだ」
女「あはは」

やっぱり、女性の方が許容範囲が広いのかなぁ。

よく分からないという人は、是非足を運んでその目でご覧あれ。
どういうことなのか、一目瞭然なので(笑)。

・・・

e0011761_4281416.jpg最後に。
強いて、今回の展覧会の残念だった点をあげると...

鳥獣人物戯画は絵巻物。
故に、やはり、クルクルと開きながら見たかった。
文字通り、スクロールさせながら。
そうすれば、格段に面白いと思うんだけどなぁ。
はい、無理難題、むりなんだい。

(注:写真のビールはこの日飲んだもの。特に意味なし)
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by taka-sare | 2007-12-01 04:38 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(2)

[風邪の予防にサンラータン]

立冬というだけあり、近頃冷え込み方が冬のそれになってきました。
となると飲みたくなるのが「酸辛湯(サンラータン)」。
そう、読んで字の如く「酸っぱくて辛い」四川料理のあのスープです。

昨日辺りから少し寒気を感じたので、早速夕飯に作ることに。
(体が温まり、栄養もたっぷり等、風邪予防にピッタリですからね)
具材はその時の気分で決めますが...
この日は、シンプルにキノコ(椎茸と榎茸)と帆立の貝柱で。
これが結構スッキリとしていてお気に入り。

結果、体が中からぽかぽかと温まり、寒気は見事にとれました。
すっぱい味が嫌いでない方、この時期は特にオススメです。
Soup Stock Tokyoによると、ホット&サワースープの名でアメリカでも大人気なんだそうで)

で。暖まった身体を冷やさぬよう、体内にもういっちょホッカイロを追加。


e0011761_2544791.jpg[日置桜 生もと強力]

どぶの後は、こやつで。
生もとから生もとへとバトンタッチ。

はぁ、ぬぐだまる〜。


* 強力は酒米の名前で「ゴーリキ」と読みます。念のため。



・・・

話は逸れますが、このスープを作ると必ず思い浮かぶCDがあります。
それがこれ。


e0011761_2543469.jpg・SUN RA CAME DOWN TO THE EARTH(SUN RA)
・渋星(渋さ知らズ)

「SUN RA」は言うに及ばず。
一応説明するならば...サン・ラーなので...(苦笑)

じゃあ「渋さ知らズ」は?


これは、このグループが「SUN RA」に少なからず影響を受けているから。
こちらは結構ちゃんとした理由。ですよね?
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by taka-sare | 2007-11-08 02:12 | 飲む・食べる・呑む | Comments(4)

[フィンランド音楽祭]

先日この場で、映画「かもめ食堂」を観たという話を書きました。その際私は、mixiにて、この映画をシベリウス(フィンランドの作曲家)の交響曲に例えました。

その際「あーそういえば、シベリウスなんてここしばらく聞いていないなぁ」となりまして。「ならば、久し振りに聞いてみるか」ということになりまして。「じゃあいい機会だから、シベリウスの曲を聴き倒すか」ということに(毎度の事ながら単純な展開だなぁ)。そんなわけで、今週は、寝ても覚めても(?)シベリウスという日々を過ごしました。


e0011761_2155535.jpgCDラックから取り出したところ、シベリウスに関するCDは10枚ありました。クラシック音楽は、同じ曲でも指揮者や楽団によって「これって同じ曲?」と思えるほど違うものになってしまいます(例えば、Queenの「We will rock you」を、Keiko Leeがカバーしたくらいに?)。なので、同じ曲のCDを買ってしまうこともしばしば(お陰でCDの枚数が増えること増えること)。

実際、10枚の中には、交響曲第1番が2枚。交響曲第2番(シベリウスの交響曲で一番有名)が3枚ありました。

ちなみに。10枚の詳細は以下の通りです。

・交響曲第1番 他:セレブリエル指揮/メルボルン交響楽団
・交響曲第2番:バーンスタイン指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第5&7番:バーンスタイン指揮/ウィーン・フィル・ハーモニー管弦楽団
・シベリウス交響曲全集:ベルグルンド指揮/ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
・交響曲第2番 他:レヴァイン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


以下、指揮者毎にCDの感想をてきとーに書き連ねます。
興味がある方はどうぞ。

・・・

セレブリエル
とにかく熱い!!
演奏は何度か転けちゃうけれど、それでも気持ちの良い演奏。好演。
聴いていてワクワクする。これはライヴで聴いたら面白かっただろうなぁ。

バーンスタイン
思い起こせば、始めて聴いたシベリウスのCDは、バーンスタインが指揮したものだった。バーンスタインの演奏は良くも悪くもスーパー・ロマンティック。故に、これがデフォルトになってしまうと、他の指揮者の演奏が物足りなくなってしまう。事実、私は学生時代、暫くの間、他のシベリウスの演奏を聴くことが出来なくなった。
2番はバーンスタイン節炸裂でちょっとスケールが大きすぎる感があるが、それでも素晴らしい(北欧的ではないけれど)。
5番はとにかく美しいの一言。1楽章の出だしの数小節で、もう昇天してしまいそうに。この5番の演奏は、ウィーンフィルの奏でる美音を聴くだけでも価値あり。

ベルグルンド
始めて聴いた時は「えらいさっぱりとしていてクールだなぁ」と思ったものだが(きっとバーンスタインのせい)、改めて聴くと、これぞ本場ものという説得力があって素晴らしい。流石はフィンランドの指揮者&楽団の組み合わせ。
人によっては物足りなく感じるだろうが、これは間違いなく名演揃いの全集。

レヴァイン
最強楽団・ベルリンフィルを擁するだけあり、演奏技術、音色共、文句なしに素晴らしい。が。どうも今ひとつピンとこない。というか肌に合わない。うーん、レヴァイン特有の熱い演奏は、北欧音楽には向かないのか?嗜好の問題?


久し振りに聴いたシベリウス。
十数年前に聴いた時と印象が違うものもあれば、変わらぬものもあり。
四者四様、それぞれの味があってとても面白かった。

・・・

ついでというわけではないですが、クラシック音楽以外のフィンランドものも。


e0011761_216792.jpg[ヴァルティナ2枚]

フィンランドのトラッド・フォーク・シーンを賑わせたグループ、ヴァルティナ。
カテゴリーは、一応ワールド・ミュージックになるのかな?



黄色いジャケットのCDは、ヴァルティナの5枚目のアルバム「AITARA」。
曲調は、トラッド&フォーク&???。
なかなかの好アルバム。
ノリが良いのもグー。アメリカで流行ったのも分かる気がする。
日本人に耳馴染みのいい(懐かしさを覚える)旋律も多々あらわれるので、おそらく、年配の方でも楽めるのではないだろうか。

もう一方のCDは、7枚目のアルバム「VIHMA」。
確か、曲の中で「ホーミー」が使われているという理由だけで購入したはず。ちなみに、ホーミーはモンゴルの歌唱法。一時少し出来たが、今はほとんど出来ず。

このアルバムはポップス・シーンを意識して制作されただけあり、かなり入りやすい一枚に仕上がっている。裏を返せば、それは民族音楽色が薄くなっていることを意味する。そうは言っても、ザ・コアーズの「In Blue」ほどの変化ではないが。
8曲目に口琴が使われているのが何だかイイ。私一時期、はまっていたもので。

あ、ご存じですか?口琴。


FIN

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by taka-sare | 2007-11-03 04:39 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(0)

[テルミン]

e0011761_1938026.jpg先週末、3冊の本(雑誌)を購入しました。

初めは2冊のみ購入のつもりでした。が、しかし。この本が売られていては購入しないわけにはいきません。
その本の名は「大人の科学」。付録が魅力の科学雑誌。そう、子供の頃に読んだ「学研」「科学」の大人版?のような本です。

ふ〜ん。それって、そんなに買いたくなる本なの?
そりゃ〜あなた。他の号はさておき、今回はテルミン特集なんですよ?そこに、そのテルミンが付録ときちゃあ、もう買わずにはいられないでしょう。いやホントに冗談抜きで。目にしたら即買うべきです(注:かなり自分を基準にしていますので)。


e0011761_19381946.jpg[テルミン miniぃぃぃぃ(ドラえもん風に)]

これが付録のテルミンmini。

制作時間は約10分位(だったかな?)。
ドライバー一本で簡単に組み立てられます。
手のひらサイズですが、実際に演奏が出来ます。
音はさすがに本家のそれには遠く及びませんが
それでも十分愉しめます。


って、何でこんなに入れ込んでいるの?
はい。実は私、昔、購入しようと思案したことがありまして。
(その時は、高額という壁を前に断念)
そんな過去があるものですから。
故に、トイ製品とはいえテルミンを手にした時は思わず
「おおおおぉぉぉ、ついに我が手にテルミンがぁぁ...」

...とはさすがに叫びませんでしたが。
でも、ちょっぴり感じ入るものはありました。いやほんと。

興味が無い方にとってはナンノコッチャですね。
でも、少しでも興味をお持ちの方なら、少しはこの思いが伝わるかと。

・・・

テルミンについての説明は長くなるので割愛。
ドキュメンタリー映画「テルミン」が公開されてから、あちこちで耳目にするようになったので...最近では、のだめカンタービレにも登場しているとのことなので...ご存じですよね?(ツェッペリン好きなら当然?)

例え知らなくても、結構色々なアーティストが使っているので、おそらく耳にはしているはず。なので音を聞けば「あぁ、あれのことかぁ〜」と思うことでしょう。
一応、音の説明をしておきますと...
ノコギリを叩いて「お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜か〜」とやる芸人知ってます?
もしくは、最近、ノコギリを胡弓のように弾く日本人知ってます?
テルミンから生まれる音は、あの方々が鳴らす音に少し似ています。
え?余計分からない?

・・・

閑話休題。

付録のテルミンを組み立てたら、先ずはチューニングをば。
「...ピィイユゥゥゥ〜〜〜ブゥゥゥ〜〜ゥゥウウッ...」
調整が繊細で、これが結構難しい。
早く演奏したいので、テケトーなところで終了。
先ずは、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドとやってみる。すると...
遠くで聴いていた妻が一言「なんか、お化けが出そうで怖い」。
たはは、確かに。
もしくは、蚊の群れが集まってきそうな音ともいえる(それも怖い)。

テルミンは、チューニングが殊の外重要と言われますが...
なるほど、確かにチューニングは大事だなぁ。納得。
ってことで、今度は素人なりに真面目に合わせてみる。
「う〜ん、こんなものかなぁ?」
では、いきなりだけれど、ドレミの歌でもやってみましょうか。
「ゥゥウ〜 ウウ〜 ウ ウ〜ウ〜ウ〜...」
おー、さらばゴースト。さらばモスキート。
とても褒められたものじゃないけれど、結構曲になって聞こえるではないですか!
音を拾う作業は、宙に張られた見えない弦を押さえるイメージ。
難しいけれど面白い。

いやしかし。これは神経を研ぎ澄ませる必要がある楽器ですね(なんでもそうだけど)。集中力が乱れると直ぐさま音を外してしまいます。本の中でトップ・テルミニストの竹内正美氏が「心理とか感情とか、すべてが動作に表れ、それが音になってしまいます」と語っていましたが...確かに。

テルミンという楽器自体は機械・物理の世界。非人間的。しかしその演奏はイメージ・勘の世界。人間の力に委ねられる部分がとても多い。そこがテルミンが他の電子楽器と違うところであり、そのギャップが他には無い面白さとなっているような気がします。

・・・

その後、違う曲も演奏してみる。
う〜ん。何か音が変だなぁ。チューニングが上手くいっていないのかな?
テルミンは、演奏者を含めた周りの環境にとても影響されると言うからなぁ...
あーあ、こりゃ大変だわい(とか言いつつ、表情は楽しそう!?)。

てなわけで。現在テルミンと格闘中です。


* テルミン *
「テルミン」は1920年に発明された世界最古の電子楽器。この楽器の生みの親は、レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン。ロシアの物理学者、発明家、チェロの名手・・・と様々な顔を持ち、波乱に満ちた生涯を送った(抜粋:大人の科学vol.17)。

→ で、他の2冊の本はなんだったの?
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by taka-sare | 2007-10-02 02:53 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(6)

[祝いと弔いと]

ロストロポービッチ氏死去 世界的なチェロ奏者・指揮者(共同通信)


監督ソクーロフのドキュメンタリー映画「ロストロポーヴィチ80歳記念 『ロストロポーヴィチ 人生の祭典』」が封切りされて一週間も経たずして、スラヴァ(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの愛称)は帰らぬ人となりました。誕生祝賀会が開かれたちょうど一ヶ月後のことでした。

スラヴァは20世紀を代表する名チェリストでした。彼のヒューマニズムに支えられた演奏は、力強く、そして温かさに溢れていました。中でもテレビで放映された”あの演奏”は、彼らしさが表れた最たるものだったと思います。私は、あの日のことを一生忘れることはないでしょう。

・・・

”あの演奏”が行われたのは、阪神・淡路大震災のあった数日後のことだった。

それは、NHK交響楽団と20年以上絶縁状態にあった小沢征爾が、その関係を修復?し行ったチャリティーコンサートだった。大震災直後ゆえ中止になるかと思われたが、コンサートは予定通りに行われた。スラヴァは、ソリストとしてこのコンサートに参加していた(小澤征爾とは深い絆で結ばれていた)。彼はドボルザークのチェロコンチェルトを弾き終えると、観客に向かって静かにこう語り出した(確か小澤征爾が同時通訳をしていた)。

「今、無くなった5000人の方々のことを考えなくてはいけません。私のお祈りとしてこの曲を弾かせていただきたいと思います。演奏を終わってもどうか拍手をしないで下さい。このホールから我々のお祈りが届くことでしょう。」

そう言うと彼は、J.S.BACHの「無伴奏チェロ組曲第5番 サラバンド」を演奏し始めた。これが凄かった。彼の奏でる一音一音。それはまさに「祈り」だった。私はあまりの衝撃にテレビの前で動けなくなった。

演奏が終わると、観客と楽団員は黙祷。暫くした後、静かに会場を後にした。
気が付くと、私の両の目からは涙がこぼれ落ちていた。
チェロの演奏を聞いて涙したのは、カザルスの弾く「鳥の歌」を聴いて以来のことだった。

・・・

4月28日、先述の映画を見に行きました。
その際購入したパンフレットに、次のような記述がありました。

e0011761_1553766.jpgロストロポーヴィチは「良心が、芸術活動への驚くべき力となるのです」と述べている。ロシアの作家ソフィア・ヘントヴァは、スラヴァの辛かった時代を振り返り、断言するかのように次のように書いている。「もし保身や妥協により自分の良心を冒涜していたとすれば、スラヴァの演奏は酷くなっていただろうし、人々の気持ちをとらえたり、力を強めることも出来なかっただろう」と(「ロストロポーヴィチ〜チェロを抱えた平和の闘士」新読書社)。



あの日の演奏は、まさにその力が最大限に発揮されたものだったと思います。

無伴奏チェロ組曲は大好きな曲ゆえ、これまで何度となく耳にしていますが、あの日以降スラヴァの演奏を聞くことはありませんでした(普段はビルスマ演奏のCDを聴いています)。そこで、今日は久し振りにスラヴァの演奏を聴くことにしました。暫くすると”あの”サラバンドが流れました。あの日のスラヴァの演奏が、そして震災のことが昨日のことのように思い出され、思わず目頭が熱くなりました。
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by taka-sare | 2007-05-06 23:57 | ニュースを読んで | Comments(0)

[初ジョアンに思う]

コンサートの感想。
「何だか凄かった」
ただその一言です。

彼の場合、良いとか悪いとかそういった評価は何も意味をなさないでしょう。
それ程、ジョアンが醸し出す世界は独特で圧倒的でした。

・・・

公演中は、まるで半身浴をしているかのようでした。
寒くもなく熱くもなく。温かく心地よい。
しかし、気が付くと身体の内側からジワリジワリと熱くなってくる。
そんな感じ。

じゃあリラックス出来たのかというと、そうでもありませんでした。
気持ちよく聞いていたはずなのに、気が付くと固唾を飲んで聞いているのです。

fascinateという言葉には「うっとりさせる」という意味がありますが、元々は、ヘビがカエル等をすくませるという意味から来ていると言います。もしかすると私は、うっとりしているようで実はジョアンにのまれていたのかもしれません。

→More(ちょっと長くなります)
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by taka-sare | 2006-11-13 00:58 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(0)

[二度あることは三度ある]

昨夜、ジョアンに会いに国際フォーラムへ行ってきました。
ジョアンとは言わずもがな「ジョアン・ジルベルト」です。

2004年の来日公演を最後に、母国ブラジルでも活動を休止していたというジョアン。
そのジョアンが、沈黙を破ってコンサートを行う...それも日本で。
一度は生で体験してみたいと思っていた私にとって、これは願ってもない出来事でした(過去2度の来日公演はいずれも行くことが出来なかったので)。

しかし…日程的に行けるかどうか分からなかったので、直前までチケットの手配は出来ませんでした。そうこうしている内に時は流れ...気が付くともう公演の初日(4日)を迎えていました。

ジョアンは今年で75歳。コンサートのサブタイトルに「最後の奇跡」とあるように、もしかするとこれが日本で会える最後のチャンスとなるかもしれません。
時代が違ったから...とか、住んでいる場所が違ったから...等で体験出来ないならともかく、この状況で体験しなかったら、後々絶対に後悔するだろうな。そう思ったら、いてもたってもいられなくなりました。
で...急遽、前日にチケットを予約した次第です。
(三度目の来日、それも平日ということもあってか、席は余っていました)

そして当日...

19:00開演。しかし、一向に始まる気配はありません。
やはり今回も、高齢の、もとい、恒例の”神様出勤”なのか!?
まぁ、齢75のジョアン老が地球の裏側から来てくれたんですからね。そりゃあいくらでも待ちますとも(時差ぼけだってあるでしょうしね〜)。でも、これであの伝説のコンサート(所用時間3時間45分)をされたら完璧に終電を逃すよなぁ。
やっぱり早く来てくれ〜。

19:40を過ぎた辺りでようやく場内アナウンスが。
「ただ今、ジョアン・ジルベルト氏がホテルを出られたとの連絡が入りました」
同時に会場内でドッと爆笑が沸き起こる。随分と待たされているのに皆笑顔。

他人の遅刻を許せるなんて...(時間に縛られている)日本人もまだまだ捨てたもんじゃないなぁ。いや待てよ...そんな日本人にすら愛されるジョアンが凄いのかな?まぁいずれにせよ、遅刻してこんなにホンワカさせる人間はそう多くはいないでしょう。もうこうなったら、この調子で日本人をスローな民族に改革してもらいたいものです。ジョアンなら可能です、きっと。

ちなみに...
前日の公演は、”意外にも”ほぼ定刻通りに開始したらしいです。遅刻前提で行動していた人はさぞかし驚いたことでしょうねぇ。もしかすると、これこそが「最後の奇跡」と呼ばれるかもしれませんね、後々(笑)

・・・

それから12.3分経ったところで「ただ今到着致しました」とアナウンス。今度は拍手喝采。なんなの?このコンサートは(笑)
結局、ジョアン老がステージに現れたのは20:00をちょっと過ぎた辺りでした。

散々焦らされたからか、会場は大拍手で歓迎。
しかし…ジョアンが椅子に座り静かにギターの弦を爪弾くや、会場は水を
打ったように静まりかえりました。

そよ風のように肌に触れるジョアンの歌声。
いつしか時間や空間という枠組みは消えてなくなりました。

歌うに連れ声に艶が増すジョアンを見て、私は「まるで真空管アンプのようだ」と思いました。そう、真空管の暖かさ、優しさです、これは。
真空管なら遅刻も納得です。だって、暖気の時間は必要ですから。
きっとジョアンは、開演時刻の19:00からスタートしていたのでしょう。
ただ、暖まるまでに今日は1時間が必要だったのです(なんてね)。

この後起こったことは...どう表現していいか分からないので割愛。

この日と前日の公演は、来年の3月にDVD(映像化は世界初)となるようなので、気になる方、お好きな方はどうぞそちらでご確認下さい。
(おそらく、映像作品はこれが最初で最後になると思います)

(つづく?)


* 追記 *
後日、ジョアンの希望でDVD化の企画は無くなりました。
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by taka-sare | 2006-11-10 23:59 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(2)

[芸術の秋@錦糸町]

4日の夕方、トリフォニーホールにて催された「アトリエ澤野コンサート2006」に行ってきました。

・・・

今年で5度目(だったかな?)になるという、澤野工房主催の当コンサート。
存在は知っていましたが、足を運んだのは今回が始めてです。

この日の出演アーティストは

・ジョバンニ・ミラバッシ&アンドレィ・ヤゴジンスキ・トリオ
・ウラジミール・シャフラノフ・トリオ

の2グループ。

ミラバッシとシャフラノフは、いずれも澤野工房レーベルの顔とも言えるピアニスト。ファンではない私でも、凄い!と思う程ですから、澤野ファンにとっては、”超”の字を冠しても足りないくらい堪らないカップリングと言えるでしょう。

さて、一体どんなコンサートになるでしょう...

・・・

開演と同時にミラバッシが登場。
ん?日本人っぽいな...それもそのはず...その人は澤野社長でした(笑)
挨拶の中で澤野社長は「両者はレーベル立ち上げ当初から関わってきたという自負があるようで...今回ツアーを重ねる毎に(良い意味で)物凄くライバル意識を燃やしています...ですから、きっと素晴らしいコンサートになると思います。私も楽しみです」といった内容の話をされました。テンション上げてくれますね〜!
お陰で、いきなりワクワクモード全開となりました(単純?)

挨拶が終わった後、ジョバンニ・ミラバッシ&アンドレィ・ヤゴジンスキ・トリオが登場。今度は正真正銘本物です。

序盤2曲はミラバッシのピアノソロからスタート(美しく素晴らしい!)。
次いで、ヤゴジンスキ・トリオと共に演奏となりました。
ここで興味を惹いたのが、ヤゴジンスキがピアノを演奏するのではなく(アコーディオンを演奏)ミラバッシがそのままピアノを演奏するという変則的なスタイルでした。自分のトリオのピアノを他人に任せるということは、珍しいことですからねぇ(私は始めての体験)。

ミラバッシは演奏の合間に「彼(ヤゴジンスキ)は名うてのピアニストです(特にショパン弾きで有名)」とヤゴジンスキのことを紹介しました。ほぉー。それ程の名手が他人にピアノパートを任せるのですから、ヤゴジンスキは余程ミラバッシの演奏を気に入っているのでしょうね。

演奏の印象は、フランス映画を観ているよう...とでも言えばよいでしょうか。哀愁・切なさといった感情が、あたかも霧のように漂っている...といった雰囲気でした。それにしても、ヤゴジンスキが奏でるアコーディオンの音色は胸にじんわりと染みます。ピアソラとはまた違う魅力。澤野工房のCDレビューにあるように、まさに晩秋の黄昏時にフィットする音色でした。

・・・

アンニュイな雰囲気に包まれたせいか、次第に舟を漕ぐ人の姿がチラホラと。スイング?(笑)ところが、そんな船頭さん達も、10曲目に耳馴染みの良い旋律が流れると一斉に舟を漕ぐの止めました。
その曲の名は「THEME FROM HOWL'S MOVING CASTLE」。
そう、映画「ハウルの動く城」のオープニングに流れる”あのフレーズ”が流れたのです。やはり、知っている曲はホワイトノイズ化しないようです。

「ハウルの〜」と聞くと、「ふーん、どうせ日本向けに作った曲なんでしょう?」と思うかもしれませんが、さにあらず。ミラバッシが自発的に作ったということは、実際に聞けば良く分かります。その位ハマッていて良いです。今回は、アコーディオンが加わったことで(CDではピアノトリオのみ)原曲に近い印象となりましたが、これはこれで良いと思いました。

結局、アンコールを含め計12曲を披露し前半の部は終了。結構なヴォリュームでした。
さらに、この後シャフラノフが控えているとは...
うーむ。澤野コンサート、恐るべしです。

・・・

休憩を挟み、後半の部がスタート。
演奏の前に、澤野社長が再び登場。さすがに今度は間違えませんでした(笑)
社長は「ミラバッシが腰を浮かして弾く姿なんて今まで見たことがない」と説明。
なるほど、確かにCDで聞くよりも激しい演奏でした。

MCの後、ウラジミール・シャフラノフ・トリオが登場。
と同時に、ミラバッシ達の時にも増して盛大な拍手が。
聴衆の期待の程が伝わってきます。
それが分かってか、当の本人達も嬉しそう。

シャフラノフの演奏は、正統、重厚、といった印象。
かと思えば、茶目っ気を見せるなど軽妙な部分も披露。
とにかく、どんなに熱い演奏をしても、常に余裕を感じさせる所が凄い。
うーむ、懐が深い。この人は引き出しが物凄く多いんだろうなぁ。

8曲演奏した後、アンコールに応えシャフラノフがソロ演奏。
曲目は「CINEMA PARADISO」。
貫禄たっぷりの演奏に、安心して身を委ねる事が出来ました。
(個人的には、Pekka Sarmanto氏の渋いベースにも耳目を奪われました)。

・・・

今回のコンサート。クラシックのオーケストラで例えるなら(何故オーケストラで!?)前半が「パリ管」&「ヘルシンキフィル」、後半が「レニングラードフィルの演奏を聞いた時の印象を受けました。え?よく分からない?
まぁただなんとなく思っただけなので...分からない方はスルーでお願いします(笑)

それはさておき。
両者合わせて約3時間。内容の濃いとても良質なコンサートでした。
出来れば、今度は小さな会場で聞いてみたいものです。


e0011761_17272325.jpg[CD3種]
記念にCD(会場限定販売)を購入。
買うつもりは無かったのに...
限定の言葉に弱い?
右は澤野のサンプルCD(パート3)。
なんと全員にプレゼント!(太っ腹)。
パート1も持っていますが、このサンプルシリーズはとても良いです。
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by taka-sare | 2006-11-08 18:40 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(0)