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[静岡で宇治茶を飲む?]

静岡に来てもう何日も経つというのに、未だ静岡のお茶を口にしていません。辺りを見渡せば、「さぁ、いくらでも飲んでくれ!」と言わんばかりに?茶葉が茂っているというのに...

その反動なのでしょうか。昨日コンビニに立ち寄った際、無意識のうちに、このような商品を手にとっていました。


e0011761_19463737.jpg [抹茶オ・レ] (株)共進牧場

京都は祇園辻利と兵庫は共進牧場の共同開発商品。
祇園に行けば一度は目にする辻利。この商品には、その辻利が厳選した上質な石臼挽き宇治抹茶が使用されているのだとか。

私は抹茶には明るくないので、これがどの位のクオリティーなのかは分かりませんが、確かにその辺のコンビニにある抹茶ドリンクより美味しく感じました(まぁ、先入観があるせいかもしれませんが)。

実を言うと、この商品を目にした時は「辻利?どーせ、名前だけとちゃうん?」などと思っていました。辻利さん、共進牧場さん。どうもすみませんでした。

個人的にはもう少し苦い方が嬉しいのですが、決して嫌な甘さではないので、これはこれでよろしいかと。風味はこの手の商品にしては自然で、後味の良さなどは香料を使った飲料とは雲泥の差でした。そこで原材料を見てみると…生乳(50%以上)、砂糖、抹茶、黒蜜ソース、寒天…以上。やはり、やたら滅多に混ぜ物を使っていませんでした。納得。

周知の通り、この手の商品は大抵あれこれ混ぜられて作られています。それは「素材にこだわった」と銘打っている商品も例外ではありません。もちろん、保存等の関係もあるので、ある程度は仕方がないかもしれません(ですから、この商品の賞味期限は短いです)。でも、何を飲んでいるのか分からなくなる程の厚化粧は如何なものかと思ってしまいます。せめて「こだわり」を謳う商品くらいは...この商品のように、素材だけではなくこの部分にもこだわって頂きたいものです(無添加が無理なら、せめてナチュラルメイクで)。
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by taka-sare | 2007-05-18 23:51 | 出先・旅先での一コマ | Comments(0)

[真っ赤な嘘]

Excite <キリン広告>浦和レッズのチームカラー赤色を青に無断加工 [毎日新聞]


勝手に青色にされたレッズファンは、チームカラー同様、顔を真っ赤にして怒っているのではないでしょうか。で、この件を苦々しく思っているのでは?

...ビール会社だけに(←単にこれが言いたかっただけ?)。


e0011761_0392272.jpgそれにしても、キリンは100周年を迎え、折角「キリン・ザ・ゴールド」なる新商品を出したところなのに、自ら、ミソをつけてしまいましたね。これではゴールドの輝きも失せてしまうってもんです、いやはや。あ、もしや、ポスターだけでなく首脳陣の顔色まで真っ青に...(はなっていないかな)

キリンは「無濾過生」といったこだわりのラインを展開させていますが、これではどんな努力もビールの泡、もとい、水の泡となってしまいます。


こういう問題が起きた時いつも思うことですが、商品開発に心血を注いでいる開発者や、真っ当に努力している社員の方々までもが同じ括りで批評されるのが気の毒でなりません。

これからは、広告にもこだわりを見せ「無修整生」にしてもらいたいものです。
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by taka-sare | 2007-05-11 00:48 | ニュースを読んで | Comments(2)

[祝いと弔いと]

ロストロポービッチ氏死去 世界的なチェロ奏者・指揮者(共同通信)


監督ソクーロフのドキュメンタリー映画「ロストロポーヴィチ80歳記念 『ロストロポーヴィチ 人生の祭典』」が封切りされて一週間も経たずして、スラヴァ(ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの愛称)は帰らぬ人となりました。誕生祝賀会が開かれたちょうど一ヶ月後のことでした。

スラヴァは20世紀を代表する名チェリストでした。彼のヒューマニズムに支えられた演奏は、力強く、そして温かさに溢れていました。中でもテレビで放映された”あの演奏”は、彼らしさが表れた最たるものだったと思います。私は、あの日のことを一生忘れることはないでしょう。

・・・

”あの演奏”が行われたのは、阪神・淡路大震災のあった数日後のことだった。

それは、NHK交響楽団と20年以上絶縁状態にあった小沢征爾が、その関係を修復?し行ったチャリティーコンサートだった。大震災直後ゆえ中止になるかと思われたが、コンサートは予定通りに行われた。スラヴァは、ソリストとしてこのコンサートに参加していた(小澤征爾とは深い絆で結ばれていた)。彼はドボルザークのチェロコンチェルトを弾き終えると、観客に向かって静かにこう語り出した(確か小澤征爾が同時通訳をしていた)。

「今、無くなった5000人の方々のことを考えなくてはいけません。私のお祈りとしてこの曲を弾かせていただきたいと思います。演奏を終わってもどうか拍手をしないで下さい。このホールから我々のお祈りが届くことでしょう。」

そう言うと彼は、J.S.BACHの「無伴奏チェロ組曲第5番 サラバンド」を演奏し始めた。これが凄かった。彼の奏でる一音一音。それはまさに「祈り」だった。私はあまりの衝撃にテレビの前で動けなくなった。

演奏が終わると、観客と楽団員は黙祷。暫くした後、静かに会場を後にした。
気が付くと、私の両の目からは涙がこぼれ落ちていた。
チェロの演奏を聞いて涙したのは、カザルスの弾く「鳥の歌」を聴いて以来のことだった。

・・・

4月28日、先述の映画を見に行きました。
その際購入したパンフレットに、次のような記述がありました。

e0011761_1553766.jpgロストロポーヴィチは「良心が、芸術活動への驚くべき力となるのです」と述べている。ロシアの作家ソフィア・ヘントヴァは、スラヴァの辛かった時代を振り返り、断言するかのように次のように書いている。「もし保身や妥協により自分の良心を冒涜していたとすれば、スラヴァの演奏は酷くなっていただろうし、人々の気持ちをとらえたり、力を強めることも出来なかっただろう」と(「ロストロポーヴィチ〜チェロを抱えた平和の闘士」新読書社)。



あの日の演奏は、まさにその力が最大限に発揮されたものだったと思います。

無伴奏チェロ組曲は大好きな曲ゆえ、これまで何度となく耳にしていますが、あの日以降スラヴァの演奏を聞くことはありませんでした(普段はビルスマ演奏のCDを聴いています)。そこで、今日は久し振りにスラヴァの演奏を聴くことにしました。暫くすると”あの”サラバンドが流れました。あの日のスラヴァの演奏が、そして震災のことが昨日のことのように思い出され、思わず目頭が熱くなりました。
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by taka-sare | 2007-05-06 23:57 | ニュースを読んで | Comments(0)

[iPodの「i」の意味]

先日、出張先から帰る時のこと。
東北新幹線に乗りiPodで音楽を(曲をシャッフルして)聴き始めると、先ず始めにかかったのがケツメイシの「バテバテ」。丁度この時、一ヶ月半に渡る出張生活により疲労がピークに達していたところだったので、そのタイトルに思わず苦笑。

その後、ビールを飲みながら聴き進めると、次にiPodが選んだのはSUPER BELL'Zの「MOTER MAN 東北新幹線 はやて号」。そのセレクトに思わずビールを吹き出しそうになりました(それにしても、我ながらなんて曲を入れているのだろう)。

おいおい、ちょっと話作ってない〜?
はい、実は...いやいや、これはホントの話です。
まぁしかし、確かに偶然にしてはちょっと出来過ぎですよねぇ。
まさか、iPodの「i」って「AI(人工知能)」って意味だったりして...!?

・・・

e0011761_11135610.jpg[iPod 第一世代モデル]

iPodの特徴は「シンプルなデザイン」と「優れた操作性」。特筆すべきは、これらが高いレベルでうまく融合しているところ。この初期モデルから最新モデルまで、そのデザインをほとんど変えていないことから(一度デザインを変えたが直ぐに元のスタイルに戻した)、その完成度の高さを窺い知ることが出来る。





もうかれこれ五年以上使っていますが、使うほどにその素晴らしさを実感します。これを知ってからというものの、CDプレーヤーやMDプレーヤの出番は一切なくなってしまいました。おそらく、他社のデジタル音楽プレーヤーを使うこともないでしょう。まぁ、気移りするとすれば、最近(第五世代)のiPodくらいか。でも、この旧モデルをとても気に入っているので、壊れない限り買い換えることはないだろうなぁ。


e0011761_11145988.jpgiPodのもう一つの特徴は、この背面の鏡面加工されたステンレス部分。ご存じかも知れませんが、この部分は、新潟県は燕市にある某金属加工メーカーが手がけています(ちなみに、燕市で作られるステンレス製洋食器の国内シェアは9割を超える)。

何でも、iPodの開発担当者が背面の加工(成形・鏡面等)にとてもこだわったらしく、その要求に応えることが出来たのが、世界最高峰の技術を誇る燕市の工場だったんだとか。

・・・

燕市の金属産業の特徴は「完全分業制」というところにあります。輪島の漆器作り然り、各分野毎にプロフェッショナルが存在しており、それら職人達が状況に応じて一つの仕事を完成させる。その様はまるで生態系のようでもあります(最近、大田区でも、このスタイルをとって仕事を請け負っている職人達がいますね)。その中の「磨き屋」と呼ばれる職人達が、ステンレス(iPodの裏面)をピカピカに仕上げているのです。とある冊子によると、その研磨は「雪の上を下駄の跡をつけずに歩くようなもの」なんだとか。

最先端の技術に伝統の技を融合...無機質な機械であるはずのiPodにどこか温かさを感じるのは、そんな機能以外の”何か”があるからなのかもしれません。

実は、iPodの「i」には「愛」という意味が込められているのかも...
(クサい終わり方でどーもすいません)


* 参考 *
愛:価値のあるものを大切にしたいと思う、人間本来の温かい心
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by taka-sare | 2007-05-02 11:12 | 出先・旅先での一コマ | Comments(2)