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[春の秋田にて、冬と夏を味わう]

先週は青森、そして今週は秋田と(仕事で)東北ツアーが続いています。
そんな長期(11日間)の行程も、いよいよ今日で最後となりました。

こちらの地域は今、ようやく春を迎えたといったところです。故に、関東では見られなくなった“冬鳥”の姿を(数は少なくなったものの)当地では未だ見ることが出来ます。そうかと思えば、夏の使者である“夏鳥”達が、日々、この地に姿を見せ始めています。

e0011761_255459.jpg[オオハクチョウ]
秋田県

3羽のオオハクチョウが、田植え前の田圃で忙しなく食事をしていました。濡れた土に顔を突っ込むので顔は泥だらけ。こうなるともう白鳥ではなく黒鳥ですね。



実は、長丁場で心身共々ちょっと疲弊気味だったのですが、季節が移ろうこの瞬間に立ち会えたことで、そんな疲れは一気に吹き飛んでしまいました。私は、このような季節の移り変わりを感じることが、とにかく大好きなものですから。

・・・

花見にはちょっと早いのですが、桜が咲く前に帰らなければならないので、(こちらでは)一足早く、ひとり宿舎で花見酒を楽しむことにしました。秋田の自然、そして、四季の移ろいに乾杯ということで。

e0011761_263865.jpg[雪中貯蔵]
純米酒(十和田湖畔貯蔵)
北鹿酒造(秋田県大館市)

やや辛口?風味は飲んだ後スッと消える。
純米だが密度は濃く感じない。
要は物足りないってこと...?
さらりと飲む向きには良いのかも知れない。

風邪をひいて鼻が詰まっているので
感想は参考まで。
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by taka-sare | 2006-04-28 01:00 | 自然・季節に触れて | Comments(0)

[春の魚を食す]

少年達に出会ったその日、私は新幹線に乗り東北へと向かいました。
その時購入した駅弁がこれ。

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[瀬戸の魚島 出世寿司 鰆] 

(有)せとうちフーズ 
 岡山県岡山市

この弁当を選んだ理由。それは...
「春」だから。はい、ベタです。




感想は「しつこくない風味。しかし、主張はしっかりと感じられる」です(市販の駅弁としてはね)。なので最後まで飽きずに食べることが出来ました。これで日本酒があればより一層楽しむことが出来たことでしょうが、風邪をひいていたので今回は自重。もちろん好みはあるでしょうが、まぁオススメできる弁当ではないかなと。ただ...この弁当には一つ大きな欠点があります。それはズバリ「食べづらい!」(車内で食べる場合に限る)。この弁当は押し寿司が真空パックに包まれているのですが、封を切った後、中身を取り出す作業が結構難儀するんです。車内のテーブルは小さく不安定なので尚のこと。うっかりすると手や服を汁で汚しかねません(かくいう私は汚しました)。まぁ自分ならいいんですが、隣席の方にかけようものなら。。。

いずれにせよ、寿司に有り付くまでには、幾つかのステップを踏まねばならないのは確かです。なので「気の短い方」や「『手を汚すなど以ての外』という方」にはオススメできません。以上参考まで。

・・・

ここで、「何故、出世寿司?」という方の為に、簡単な説明を。

「鰆は、縁起の良い出世魚と呼ばれる高級魚で、地域により、サゴシ・ヤナギ・サワラと成長するにつれて呼ぶ名が変わります(引用:包装紙説明文)」

...ということだそうです。


では次に、「魚島ってどんな島?」という方の為に、簡単な説明を。

「春になると、瀬戸内海に餌となるイカナゴなどを追いかけて鰆の大群が押し寄せます。その様子が島のように見えることから、『魚島』と呼ぶ」(参考:包装紙説明文)」

...ということだそうです。
実際にある島の名前ではありません。これは知りませんでした。



e0011761_22263780.jpg* おまけ *

[鯛島]
和歌山県古座町

かつて熊野水軍の本拠地があったと言われるこの島は、見ての通り、鯛の形をしています。
これもある意味「魚島」!?
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by taka-sare | 2006-04-27 01:33 | 飲む・食べる・呑む | Comments(0)

[キレる子供達]

昨日、電車に乗っていた時のこと。
とある駅に着くと、小学生の男子数名がワイワイ騒ぎながら車内に乗り込んできました(乗降側に背中を向けていたので詳細は分からず)。彼等は私の背後に来るや、いきなり大盛り上がり。「こりゃー参ったなー」と思っていると、直ぐさま、その中の一人が仲間にこう言いました。「お前らちょっとうるさいよ」。

実は私「ま、子供だから仕方がないか」と、騒々しいのは容認するつもりでいたんです。でも、彼等はオトナでした。車内で携帯電話を使い(それも大声で)話す、”最近の大人達”より余程。子供だからと色眼鏡で見てしまった自分が、ちょっと恥ずかしくなりました。

・・・

イマドキの子供達は一体どのような話をするのだろう...
ちょっと興味があったので、(人の会話に聞き耳を立てる趣味はありませんが)彼等の会話を背中越しに聞かせて頂くことにしました。


「ディープインパクト、速いよね」
「あれはもう速いとかそういう問題じゃないね。最後のノビが違うんだよ」
「この前の○○賞見た?」
「△△(馬の名前)あれもいいねー。」
「うん、あと××(馬の名前)もなかなか凄いよね」
「そうそう」


競馬をやらない私は途中で脱落。それにしても詳しいなぁ。
彼等は一盛り上がりした後、競馬から野球(MLBではない)へと移行。
WBCの影響かもしれませんが、子供達の間では、まだまだ野球も興味の対象に入っているようです。


「楽天、超ヤバイいよね」
「戦力の差とかさ、そういう問題じゃないよ、あれは」
「大体さ、あんな風に直ぐに監督変えているうちは何も変わらないって」
「そうそう、今のやり方じゃあ、誰が来たって同じだよね」


この会話は何かの受け売りなのか、それとも、自分自身の言葉によるものなのか...
どちらかは分かりませんが、彼等の名コメンテーター振りにはちょっとビックリ。

その後も、彼等は野球話を続けました...

「楽天、借金10だって」
「うそ、マジ?」
「借金10って、10億(円)?」

(その後も彼等の話は延々と続きましたが割愛)

いやはや、「楽天」「借金」ときて連想するのがお金とは...。先程もそうでしたが、どうやらこの子供達の目には、楽天は野球球団とは映っていないようです。楽天の首脳部(特にオーナー)の皆様、そして野球関係者の皆様。こういった声をきちんと耳に入れ、真摯に受け止めた方がいいような気がします。これからの野球ファンは、目先の勝ちよりも、地に足がついたチーム作りを求めているようですから。

・・・

そうこうしている内に、目的駅に到着。
10分という僅かな時間でしたが、子供達の”今”を垣間見ることが出来、なかなか有意義な時を過ごす事が出来ました(もっとも、彼等がイマドキのスタンダードであるかは不明ですが)。それにしても、子供というものは子供であって子供に非ず、ですね。改めて実感。
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by taka-sare | 2006-04-23 23:07 | 雑感 | Comments(4)

[犬、猫、そして鳥からのメッセージ]

赤ちゃんの命を救った猫(ベルリン 15日 ロイター)


以前、犬の救出劇を取り上げましたが、今度は猫が主人公です。

私は、このような出来事を耳にする度に、「犬や猫は、想像している以上に私達に話しかけてきている」という思いを強くします。
では、こういったことは犬や猫に限ったことなんでしょうか。

ご存じの方もいるかも知れませんが、こんな話があります。
それは、イギリスで本当にあった、人と鳥(イエスズメ)との物語です。

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第2次大戦下のロンドン、独り暮しの老夫人が傷ついた野生の小雀を拾った。片足と翼に欠陥があったが夫人の愛情のもと、元気に育ち夫人のピアノに合わせて歌うなど殺伐とした時代のロンドンっ子をなぐさめた…。
(amazon.co.jp 「MARC」データベースより)

小雀物語 (小学館ライブラリー)
クレア キップス (著)、 Clare Kipps (原著)、 大久保 康雄 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この本を読んだのは、確か10年ほど前のこと。
きっかけは、生き物が好きな知人に強く勧められ...といった消極的なものでした。
当時は、今ほど動物の事を知らず、そして、今ほど好きなわけでも無かったので、初めはあまり気乗りがせず、ただ淡々とページを読み進めていきました。ところが、気がつけば自らの意志でページをめくるようになり...不覚にも?最後にはちょっぴり目頭が熱くなる始末。(結局、一日で読み終えてしまう)

当時私は、人と鳥がこのような関係を結べたという事実に、そして、鳥がここまでコミュニケーションをはかる事が出来るという事実に、ただただ驚くばかりでした。この本を読むと、鳥も人に話しかけているということを知ることが出来ます。興味がある方はこれを機に読んでみては如何でしょうか。
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by taka-sare | 2006-04-18 00:44 | ニュースを読んで | Comments(0)

[人のふり見て]

昨日、運転をしていた時のこと。左側前方の小路を見ると、一人の警官が立っているのが見えました。「あ、ネズミ取りかな...」そう思いそのまま車を走らせていると、案の定、交差点手前の道路脇で違法運転の取り締まりを行っていました。

ちょうどその時、交差点の信号機が赤になったのでそちらに目をやると、そこには10名程の警官がいました。雰囲気から直ぐに新人研修だと分かりましたが、その様子を見てビックリ(ガッカリ)。新人警官(と思われる)の足幅は中途半端に広がり、背中は曲がり...と、体全体に力が入っていないことが遠目でも一目瞭然だったのです(何を偉そうにというなかれ。本当に気が抜けている感が伝わってきたのです)。おまけに、何やら笑いながら同僚や指導員とお喋りをしています。もしかすると、若者達の緊張をほぐそうと指導員が小粋なトークでもしていたのかも知れませんが、それにしても脱力しすぎです。

以前、ブログでも述べましたが、犯罪に対する抑止力は社会全体の雰囲気がとても大切になってくると思います。それなのに、その最たる存在である警官がこんな様子では...。例えば、もし子供達が(大人もですが)今回の警官の姿を見たならば、「なんだ警官もあの程度か」と無意識に見下すようになることでしょう。子供は何だかんだと言いながら大人の振る舞い・雰囲気を見て行動するものですから...。いくら新人とはいえ、制服を身に纏った以上、皆からは警官として見られます。自分たちが抑止力の先頭に立っていることを、是非自覚して頂きたいものです。

・・・

そんな警官達に、是非見習って頂きたい人物がいます。
迷惑がかかってはいけないので詳しい場所は明記しませんが、その方(年の頃は70前後?)は、とある駅近くのとある場所で交通整理をしています。

これはもう実際に見て頂く以外に説明のしようがないのですが、一応、簡単にこの方の説明をしますと...

初めてこの方の仕事風景を見た時、私はその方の一挙手一投足に釘付けとなりました。何が凄いって先ず立ち姿勢が素晴らしいのです。体から程よく力が抜け、かといって抜け切っているわけでもない。両の足には常に均等に体重が乗っており、いつ如何な事態にも対応出来るよう適度な緊張感が保たれています。誘導棒は両の手で体の前に保持。常に前後左右の動きに気を向けています。
常に事態が起きる数歩前を予測し行動されているので、誘導は極めてスムース。
指示も的確で分かりやすいので、歩行者、運転者、それら全ての人が迷うことがありません。そして何よりもその表情が素晴らしいのです(本当に優しさが滲み出た表情をされているのです)。

その所作は本当にさり気なく、美しいと形容しても良いくらいです(私は未だかつて、これ程の誘導を見たことがありません)。初めてその様子を見て以来、私はそこを通り過ぎるのが惜しいと思うくらいの(隠れ)ファンになってしまいました。いやホントに。

ごく当たり前の事をごく自然にこなす...口で言うのは簡単ですが、これを四六時中実践するのは並大抵のことでは出来ません。この方の動きを見ていると、本当に「皆の安全を守る」という思いが伝わってきます。きっと、命の大切さ・重さを本当に理解しているのでしょう。気持ちや心持ちというものは、姿勢や態度、雰囲気になって表れるものですから。

・・・

何だか勢いづいて、随分と好き勝手な事を書き綴ってしまいましたが...
はてさて、自分の姿勢、雰囲気はどうなんだろう。
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by taka-sare | 2006-04-15 16:22 | 雑感 | Comments(0)

[NOと言えない日本人]

昨夜、「ガッツポーズの在り方」と題し、あれこれ書いていたところ、突然パソコン(WORD)より、「不測の事態があった為、強制終了します」との通告がありました。えっ!?そんなこと突然言われたって...そんな私の悲痛な叫びなど何処吹く風のワードは、私の書類をシュレッダーにかけそのままどこかへ消え去ってしまいました。ということは?はい、そうです。保存していなかったのです。

で、書き直そうと思ったのですが、さすがに今はそのような気になれず...結局、こんな駄文を書く始末です。あ、こんな事、ブログに書くことではないですよね。でも、気持ちの整理がつけられず、つい。もし、同情して頂けるのなら、もう少しお付き合い下さい。

・・・

ウィンドウズを初めて体験した時、私を始め周囲の誰もがツッコミを入れたこと。それは、このシステムエラーにおけるコメントでした。

「終了してもよろしいですか?」

聞いておきながら、選択肢は「YES」のみ。事後承諾。
その上、事務的でクールな対応。

当時はこの状況に、「ああ、やはりアメリカの言うことには逆らえないんだなぁ」等と、日米関係まで持ちだして皮肉ったような、いないような。(もちろん、保存をしなかった自分のミスは、棚の高い所に上げて)

こう言う時、とかく人は現実逃避(妄想)をしたくなるものです(まさに今がそう!)。確かその時は、「もし、日本人が日本人的なOS(及びソフト)を作ったらどうだったのか」という仮定のもと、みんなで話し合ったような気がします。

(以下、その時の妄想)

OSの名は「窓(まど)3.1」。
システムエラーが起きると...やはり、選択肢は「はい」しかありません。
しかし、コメントがウインドウズとは異なります。

「実は...そのぉ、誠に申し上げにくいことなのですが...この度、色々とありまして...そのぉ...強制...終了することになりました。いや、悪いのはこちらでして、はい。こちらも出来るだけのことはしてみたんですが...あのぉ、もはやどうにもならず、えぇ。あ、もちろん、今後このようなことは起きないように致します...本当にお客様にご迷惑をお掛けしまい...(後略)」

くどすぎ、そして、あまりにも婉曲的。そこがミソ。
このあまりのくどさにユーザーは、「ああ、分かった分かった。もういいから、さっさと閉じてくれよ」となるのです。

・・・

当時は、こんな事を真面目に話していたような気がします。しかしまぁ、今こうやって冷静に書いてみると、やはりこれはこれでイライラしそうですね。

やはり日本人なら、もっと木訥で潔い方がいいかもしれません。
例えば…

「自分、不器用ですから…(健さん風に)」

とか。

こう言われたら、少なくとも男性は、「いや、そんな頭を下げないで下さい。悪いのはこちらの方なんですから」と自らの非を認め、なおかつ、システム側を思いやることが出来るのではないでしょうか?この他にも、「ぶっちゃけ、もうお終めーだから(キムタク風に)」や「終了して下さいませご主人様(メイド風に)」など幾つかのバージョンを用意し、設定で選択出来るようにすればなお良し。エラーが出ても穏やかな気持ちになれること間違いなしです!(間違いだらけ?)ソフト開発者の皆様。是非ご一考を。

・・・

以上で、現実逃避を終了します。
ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。


* 追記 *

後日エキサイトに、こんな記事が掲載されました。
PCの警告、きつすぎます excite
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by taka-sare | 2006-04-13 03:28 | 雑感 | Comments(2)

[ガッツポーズ]

今日、4月11日は「ガッツポーズの日」。
実は今日、初めてその事を知りました。

・・・

1974年(昭和49年)4月11日に東京の日大講堂で行われたボクシングWBCライト級タイトルマッチで、挑戦者のガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレスに対し8ラウンドKO勝利した際に、その時両手を挙げて勝利の喜びを表わした姿を、新聞記者が「ガッツポーズ」と表現したのが始まりとされている。この事柄から、4月11日は「ガッツポーズの日」と呼ばれている。(Wikipedia)

なるほど。ガッツ石松に関係していたのですね。
…と思ったら、次のような続きがありました。

日本でボウリングブームが起きた1960年代半ば頃、ボウリングでストライクをとった時に、このガッツポーズ(この時点では、まだ命名されていない)する人が増えて広まっている。そして、1973年にボウリング雑誌『ガッツボウリング』の誌上にて、このポーズが紹介され、この時既に「ガッツポーズ」と言う言葉が掲載されていた。これが「ガッツポーズ」の起源という説もある。(Wikipedia)

一般的に(?)、「ガッツポーズ」という言葉は、ガッツ石松の試合から生まれたと認知されているようです。しかし年代から見ると、ボウリングから生まれたもののようです。まぁ確かにストーリー性やインパクト等を考えると、前者の方が記憶に残りやすかったのでしょうね。


*ガッツポーズ*

ガッツポーズとは、喜びのポーズのひとつ。拳を握り、両手もしくは片手を掲げることで表現され、スポーツなどで勝利した時や、良い成績を残した時によく見られる。『ガッツポーズ』という言葉は和製英語であり、そのまま英語としては通用しない。(Wikipedia)
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by taka-sare | 2006-04-11 23:47 | 雑感 | Comments(0)

[色々な春を見に]

先日、インターネットでニュースを流し読みしていたら、「梅の名所で知られる水戸市の偕楽園で、遅咲きの梅と桜、桃を同時に楽しめる珍しい光景が、来場者の目を楽しませている(2006年4月6日 読売新聞)」といった記事が目に留まりました。

その記事によれば、「あと1週間ほどは梅も咲き続けているという」とのことだったので、日曜の昼にドライブがてら偕楽園へ行ってみることにしました。

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行楽シーズン、それも好天に恵まれたにも関わらず、特に渋滞に悩まされることもなく偕楽園に到着。

「あぁ、これはもう、梅の花盛りは過ぎてしまったんだな…」

そう思いながら車を降り園内に脚を運ぶと、案の定、花はほとんど残っていませんでした。どうやら一足遅かったようです。残念ながら、「梅、桜、桃」の共演を楽しむことは出来ませんでした。しかし、こればかりは自然相手のことなので仕方がありません。ならば今あるこの姿を楽しもう...そう思った私は、園内をのんびり散策することにしました。

・・・

今回、「梅」を見損なったお陰で、竹林や杉林、好文亭等々、沢山の見所に出会うことが出来ました。もしも三種の花が揃い踏みしていたら...それらの美しさに目を奪われ、他にある見所を見落としていたかもしれません。仮に見落とさなかったとしても、(人混みの中では)園内西側にある「杉林」や「孟宗竹林」が醸す“幽遠閑寂”な雰囲気は味わえなかったことでしょう。

やはり、その時その状況だからこそ味わえる物や事があるものです。

「つまらないシチュエーションなどは一つもない。もしあるとするならば、それは、自分自身の感性が鈍っている証拠だ」とは、かの有名な文豪...いえ、有名でも文豪でもないタカサレ自身の言葉ですが、今回改めてその思いを強くしました。

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園内を一通り散策した後、千波湖が望める広場にて杯を傾けました。
「昔はこの場所から、どのような景色が望めたのだろうか...」
決して見ることが出来ない当時の光景に思いを馳せながら。


* 追記 *

杯を傾けました...と書きましたが、それは私の中でのイメージ(願望)で、実際は酒ではなく自宅で淹れてきた珈琲を飲みました。念のため。
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by taka-sare | 2006-04-10 23:57 | 自然・季節に触れて | Comments(0)

[トンネルを抜けると・・・]

前回訪れてから約3週間。
またもや行ってきました、魚沼地区。

さすがにまだ雪は沢山ありましたが、それでも随分と減っていました。

どの位かといいますと...
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by taka-sare | 2006-04-07 23:59 | 自然・季節に触れて | Comments(2)

[食の原点回帰]

時は一ヶ月ほど前に遡りますが、我が家に新たな調理道具が仲間入りしました。

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[鰹節削り 木屋]

これは、とある贈り物のお返しにと(目上の)知人から頂いたものです。聞けば、以前から我が家にプレゼントしたいと思っていたとのこと。





実は、鰹節削り器は、これまでに何度も買おうと手にとっては「そのうち」と先伸ばしにしていた調理器具の一つでした。それだけに、言葉にならない位嬉しい贈り物となりました。感謝。

・・・

昨日は仕事がオフだったので、夕飯時にこの鰹節器をデビューさせることにしました(用事が色々と重なったこともあり、頂いてから昨日まで、一度も使っていませんでした)。

カンナの刃は髪の毛一本程度を出して...鰹節は頭と呼ばれる部位を手前に...角度は40度にして...等々、鰹節削りにおける基本事項を確認・反芻しながら、鰹節削りを開始。初めは削り面が出来上がっていないこともあり、ゴリゴリ音が混ざり削られたモノも粉状になってしまいましたが、削り面がフラットになるにつれ、削る音が「シュッシュッ」と小気味良く響き始めました。手にも鰹節が「削られている」手応えが伝わってきます。病み付きになりそうな、非常に心地よい感覚です。刹那、中学生の頃、木材をカンナがけした時の感覚が蘇りました。

・・・

この日の味噌汁の出汁は当然「削り立ての鰹節」と昆布。具材は豆腐とネギ。豆腐は安売りしていた男前豆腐を。味噌は、以前長野を訪れた際に見つけた「素材から製法までこだわって作った(らしい)味噌」を。折角なので、ご飯は土鍋で炊くことに(もちろんおかずも作りましたが、今回の主役は味噌汁なので紹介・説明は割愛)。

さて、そのお味や如何に...逸る気持ちを抑え、先ずは味噌汁を一口。
うん。出汁の風味が上品です。米の炊き具合もいい具合。上出来上出来。
次に、残った削り節をご飯の上に乗せ、醤油をサッと一回しして食べてみることにしました。そうです、所謂「ねこまんま(注:味噌汁かけご飯という説もあり)」です。これは間違いなく旨い。ネコでなくとも大満足です。
そして次に、実家から頂いた美味しい卵があったので、定番・卵がけご飯にして食しました。醤油は三ツ星醤油で。結果は...ご想像にお任せします。

この後、作ったおかずを食べようとしましたが、もう上記のメニューだけで十分でした。なので、おかずにはほとんど手をつけず、翌日に持ち越すことにしました。

最後に、土鍋にはり付いた「おこげ」を剥がし、醤油をちょいと漬け、それを肴に芋焼酎(西海の薫 原口酒造)のお湯割りをチビリチビリと...
いやぁ、たまりません。
満足。


* 追記 *

贈り物に同梱されていた手紙には、ただ一文、こう書かれていました。

「おのが身を 削り極めん 味知の道 尽きることなし 滋味の深さよ」

なるほど。これは人生にも通じるような気がします。
料理のみならず、人生も味のあるものになるよう、日々精進したいと思います。
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by taka-sare | 2006-04-04 04:57 | 飲む・食べる・呑む | Comments(4)