紹介した本人が行かないのも何だかなぁと思い「マ・パティスリー」に行ってきました。
ついぞ先日、友人の息子さんが卒園の日を迎えたというので、以前から「食べてみたい」と言われていたバウムクーヘンをプレゼントすることに。と思っていたのですが、店頭にその姿はありませんでした。残念。そこで、代わりにマ・パティスリー限定という「ウンチャーラナンチャラ(失念)」というシンプルなスポンジケーキをお祝いにすることにしました(日本のお菓子に例えるならカステラに少し近いでしょうか、と店員)。で、折角だからとその後は自宅用に、未食のものを幾つかセレクトすることに。 [ノイエス] オーストリアの生チーズ「トプフェン」が使われたレアチーズケーキ。土台に極薄スポンジがあり、その上にムース状のレアチーズケーキが乗るというシンプルな構成。口に含むと最初にチーズのコクや酸味が広がります。と思っていると直ぐさまシュワ〜ッと溶けてしまいます。溶けきる頃、舌の上にミルキーな風味が静かにフワッと現れるのが印象的。 しっかりとした骨格がウィーン菓子の特徴ですが、このケーキはその枠に入りません。だから商品名にこの名をつけたのかな(ノイエス=新しい)。ちなみに、このケーキにはルワンダを合わせてみました。決して悪くはないのですがマリアージュとは言えないかなぁ。じゃあ何が合うだろうと思案するも思い浮かばず。単なるレアチーズケーキなら見当がつくのですが、この食感となると...うーむ、難敵現る。宿題だなぁ。 [モンブラン] コヤツも家に連れて帰る事に。以前この店で購入した栗のシロップ漬けが美味だったので。自家製マロンペーストは濃厚なので私は珈琲必須。ですがしつこさはありません(イタリア栗と和栗で作っていると思われる)。アフターに訪れる渋皮の風味が濃厚さを断ち切るからかな。土台になっているカリカリのメレンゲが食感にアクセントを与えてくれます。 合わせた珈琲はリントンとマラウィ。中のクリームを考えるとリントンに軍配があがるか。しかし栗の風味に焦点を合わせると...。これも宿題ですね(会員の皆さま。栗の風味には何が一番合うか。これは秋以降に会でとり上げますので)。 モンブランは500年の歴史を持つといわれるだけあり、その姿は多種多様ですが...ノイエスのそれは強いて言うならば「アンジェリーナ」の系統に近いかもしれません。まぁ、アンジェリーナは、ウィーン出身の菓子職人が開いた店ですからね。何かしら通じるものがあるのかもしれません。ちなみに。ご存知?の通り、モンブランはイタリアの「ヴェルミセル」が、フランスにそして世界へと伝わったお菓子と言われています。それを考えると、ノイエスのように細い糸状のペーストが本来の姿なのかもしれません。伝統を大事にする野沢シェフ。それ故にこの太さにしたのでは?と勝手に想像していますが...さて真実や如何に?(ヴェルミセル:極細パスタの意) ・・・ パスタと言えば、訳あって、我が家には今、多種多様なパスタが大量にあります。そこで、手を変え品を変え頂いているのですが...例えばこの日は、ペンネグラタン(底に薄切りジャガイモ。その上に小さく刻んだアンチョビ、短冊に切ったネギ。チーズはブレンド)を作りました...なかなか底が見えてきません(価格高騰のご時世を考えると、贅沢な悩みですね)。パスタ料理のネタが少ないので、最近はパスタを使ったレシピを漁っているのですが、なかなかピンとくるものに出会えず難儀しております。ということなので、もし何かおすすめレシピがありましたら教えて下さいませ。
by taka-sare
| 2009-03-26 16:27
| 飲む・食べる・呑む
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