[メイド in 秋葉原]

先に書いた体調が悪くなる2日前。
その日の夕方、私は友人とアキバで待ち合わせをしました。
目的はただ一つ。メイド達の待つ、あのお店に行く為であります。

集まったのは私を含め、計5名。私ともう一人はこれで2度目(かなり久しぶり)の訪問となりますが、他の3名は初訪問です。ちなみに、アングラ-な世界では名の知れたその店は、ツンデレ系の前身である?「ツンツン系」の聖地とも言われています。果たして、初訪問の友人達の運命や如何に!?

・・・

扉を開けると「何名ですか?」と下足番さん。その後、部屋へと通される。案内された席に着くと、年季の入ったメイドが「いらっしゃいませ」。相変わらず、淡白でチャキチャキとした応対ですねぇ。

お飲物は何にしますか?と聞かれたので「とりあえずビールを」とオーダー。すると矢継ぎ早に「食べ物はどうされますか?」。愚図愚図しているとメイドさん達に一刀両断、こっぴどく叱られてしまうので、とりあえず人数分の鍋を頼み、その他のフードはその間に選ぶ事にしました。

暫くして飲み物が来たので皆で乾杯。と思ったのですが、ビール(グラス?)の数が足りません。そこで「すみませーん」とその事を指摘すると、格上らしきメイドが格下らしきメイドに「何やってるの!?まったく(フンと鼻息)」。さすがは聖地。ツンツンキャラは客に対してだけではありません。その後「すいませんでしたね〜」と格上メイドがビールを持ってきて微笑を浮かべるも、その眼光は相変わらず鋭く。その姿に思わず「萌ぇ〜」。否「恐ぇ〜」。されど、この機を逃してなるものかと、めげずに幾つかサイドメニューをオーダー。ふぅ。




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先ずはお通しから。
菜の花のお浸しと、とびこのプチプチ感の対比がなかなか楽しい。蕾部ととびこの大きさが近しいから、なおの事そう感じるのでしょう。




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定番のきも刺し。見た目はしっかりしているが、実際は想像よりも柔らかい。クドさは一切無し。前回の事を念頭に薬味を使って食べてみると...ポン酢はいいけれど、やはり紅葉おろしは・・・




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煮こごりは、あんこうの卵巣を特製の出汁で煮固めたもの。きも刺し辺りからビールから熱燗に以降。銘柄は「やーっぱりー おーれわーぁあ〜♪」。出てきたお銚子はアッツアツで、意外と飲めました(笑)。





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とも和えは、煮込んだあんこうの身を、肝と調理味噌でえたもの。ご飯のお供にもなる一品です。ちなみに。写真が大きいのは、小さいと何が何だか分からないから。他に他意はございません。

・・・

えーっと。もういいんじゃない?
あ、やっぱり?
では、念のため言っておきますと。

最初に「アングラーな世界」と書いた通り、ここはあんこうが売りのお店です。
決して、メイドカフェではありません。
あ、でも...恐いメイド、というか、恐い"お姉様"達がいるのは本当です(笑)。

・・・

昨年末、友人のN女史が「あ〜んこう食べた〜い♪(ラーメン食べたいな体で)」と言いました。聞けば未だあんこうを食べた事が無いとのこと。すると彼女の旦那が「タカサレに聞けばいい店を教えてくれるよ」と。

いえ、別にそんなに旨い店を知っているわけではないんですけどね。なんだかそう言う位置づけになっているので、期待に応えるべく企画することにしました。ラーメンならともかく鍋となると「ひとりで食べたい」というワケにはいきません。で、その場にいた何人かに声をかけ。「新年アンコウツアー」を催したというわけです。

閑話休題。

呑んで喰って、喰って呑んでとパワーイート&ドリンクする我を見て「この子達なら」と思ったのか。格上と思われるお姉様が近づいてきて「今日、新鮮な○○(失念)のかま焼きがありますけど」。その目が「あなた達は頼むわよね?」「いえ、頼みなさい!」と思っていたかどうかは定かではありませんが、確信に満ちた目でこちらを見ていたので、一瞬考えた後「じゃあお願いします」とオーダーすることにしました(させられた?笑)。


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鍋が出来るまで時間があるから丁度いいか...と思っていたのですが。出てきたのは予想よりデカく、こちらの方が主役となった感がありました。実際、これをやっつけるのに時間がかかりまして。主役の鍋の方がおつまみのようになってしまいした。


e0011761_17541899.jpgかま焼きに手間取り鍋がグツグツ。こりゃあいかんと禁を犯し(仲居さん以外は鍋に関する作業に関わってはならない)火加減を調整。この時、どうも火力を絞り過ぎていたらしく。知らぬ間に火が消えてしまっていました。これを見つけた格上お姉様がこちらに来て一喝「火が消えてるわよ!」。同時に窓を開け換気。スミマセン。触らぬ鍋にナントヤラ。。。


それはさておき。海底でひっそりと生きているように、あんこうって決して前面に出て主張しない風味ですよね。でも存在感はある。ジャズトリオで言うところのベースみたいな感じ?

友人とキモカワ系?の写真を撮っていると再度「いつも思うんだけど写真を撮ってどうするの?」と声がかかる。「疲れたときに見て励みにするんです」と適当に応えると「あらそうなの。私は特にあんこうは好きじゃないわ」「私は肉が好きね」「生命の維持だけを考えたら野菜でもいいけれど、活力を考えたら肉は絶対食べないと」「私幾つだと思う?」「もう還暦を越えているのよ」等々、怒濤のコメントが。その後も政治、日本の在り方など、話は発展。いやはや、そのパワーに感服しっ放しでした。同時にその目の輝き溢れるオーラに肉食の必要性について深く考えさせられました。いやしかし隣のグループには一切話しかけていなかったのに...何故我々ばかりに?同じ臭いを感じとったとか?

ちなみにこのアンコウツアー。「ツアー」と銘打ったことから分かるように、これで終わりではありません。いつになるか分かりませんが、次回は東京の二大鮟鱇鍋屋と言われている?もう一角で食し、それを踏まえ、本場茨城へと旅立つ予定であります。

あ、そうそう。鮟鱇屋をあとにした我々は先輩の意見を肝に銘じ、河岸を変え更なる活力を得に行ったのはいうまでもありません(笑)


*一部、表現に誇張がありますが、基本的に事実です。
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by taka-sare | 2009-01-31 14:36 | 飲む・食べる・呑む | Comments(0)
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