[FUKUOKA DAYS 〜モツに笑いモツに泣き〜]

目的の鶏も食った、鯖も食った。じゃあ...と、普段だったらこの辺りでお開きにするところですが。今回はそうはいきません。何故って、旅のきっかけとなった「アレ」を未だ食べていないのですから。計画では、鯖を食べた後に1時間くらいの空き時間を設けてあったので、その間に腹の案配を整える予定でした。しかし...その空き時間は、先の2店舗で見事使い果たしてしまいました。予定は未定とは良く言ったもので。というわけで「きはる」を後にした我々は、休む間もなく目的地のある赤坂へと歩を進めたのでした。

歩くことおよそ20〜40分(かなりいい加減)。目的の店「やま中」に到着。ちなみに、この店を選んだ理由。それは、地元の人間に聞くと多く出てくるのがこの店だったから。私は(友人も)これまで福岡でモツ鍋を食べたことがありません。なので何が主流で何処が良いのか等、一切知りません。ならば、最初は王道を行ってみようと。別にいいんです。最初から隠れ名店とかに行かなくても。そんなのは色んな店に行き色んな思いをし、縁があれば辿り着けばいい。私はそのくらいが良いと思います。

閑話休題。

ビルの二階に上がり扉を開けると。。。そこは、まるでホテルのフロントか、はたまた、ちょっと高級な中華料理屋かという雰囲気でビックリ。お姉さんに誘われるまま席に向かうと、テーブルにはIHクッキングヒーターがビルトインされており、店内もこれまたオシャレな感じ(本店はまた異なる雰囲気らしい...)。「えーっと、ここってモツ鍋屋だよな?」と思うくらい想像とは正反対の雰囲気に少々戸惑いつつ着席(その証拠に写真撮影していない・苦笑)。


e0011761_17151856.jpgモツ鍋が来るまでキムチで場をつなぐ。友人は辛いものがダメなので、先ずは私が一口パクリ。勝手に辛い風味を想像していましたが、これは酸味が表立っており辛くはありません。ということを告げると友人は恐る恐るキムチを口に運び...「あ、本当だ。これならイケル」。この酸味は良い箸休めとなった。


e0011761_17153741.jpgそれほど待たずして本命のもつ鍋(味噌味)が登場。既に完成状態で直ぐに食べられますとアナウンス。山盛りの野菜がクタクタになっていく様を見るのを夢見ていたので少し残念。でも、別添えで追加の野菜があるから、それはそっちで楽しむとして。今は早くモツを食うべしと、スープの中に見え隠れするモツ(マルチョウ)を頬張る。


さて、そのお味はと言うと...甘い。味付けがではなくモツが。そして、弾力が心地良い。改めてモツを見ると奇麗なピンク色をしています。こりゃあかなり新鮮だわいと間髪入れずにモグモグ。ゆえにその写真はありません(笑)。スープは口に含んだ時はまろやか風味。されど、後からニンニクの風味が出現する濃厚風味。その中に置いてもモツの甘さ、力強さは消え失せず。ちなみに、ここ「やま中」のモツ鍋に使われている部位はマルチョウオンリー。その所為なのか、味は濃厚なれど非常に澄んだ印象を受けました。細切りゴボウとの相性が抜群。味、食感共に。

e0011761_17155518.jpg食べ終わった後はお約束のチャンポン麺を投入。ここでケアレスミスに気が付くも時既に遅し。油断して火力を落とすのを忘れていたのです。その所為でスープが煮詰まってしまい超濃厚スープとなってしまいました。まぁ麺だから許容出来ましたが。でも、煮詰めていなかったらもっと美味しかっただろうなぁ。それを思うとちと残念。


おそらく、炎が見えないから火加減の事を忘れてしまったのでしょう(ガスユーザーなので)。IHを使う際の良い教訓となりました。

と、ここで突如私の身体に異変が生じました。眠くてもうどうにもならなくなったのです。まだ他にも気になる(ホルモンの)サイドメニューがあったのに...。先の2店で抑え目にしたので腹自体は8〜9分目。それだけに無念。

思えば神亀を飲んだ時にホッとしちゃったんですよね。その時、旅先にいる気持ちから地元にいる気持ちにスイッチしたのを感じたのですが、今思うと、その時から出張疲れがじわじわ〜っと出てきていたのかもしれません。それがモツ鍋屋で腹が満たされてきたところでピークに達しちゃったと。しかし、まさかこんな所に落とし穴があろうとは。

・・・

店を出た後、とーーーーーーっても珈琲が飲みたくなったので、夜遅くまで営業しているこちらのカフェまで足を伸ばすことに。

e0011761_1716129.jpg店内は若者達で一杯だったのでテイクアウトすることに。エスプレッソマシンは時代の主流とも言えるマルゾッコ。豆は福岡のハニー珈琲(その世界では有名)のものを使用。さすがはスペシャルティ珈琲を使用しているだけあって、良質な酸と香りが心地良いです。ちょっとスッキリし過ぎかなとも感じましたが、まぁこれはこれでありだと思います。少なくとも大手外資チェーン店よりは遥かに良いので、〆は珈琲でと思う方にはオススメです(春吉方面で呑んだ時は特に)。


e0011761_23135480.jpg珈琲を飲みながら歩いていると「manu coffee」を出て直ぐの所に「塩田屋」を発見。なんと!「manu coffee」の直近にあったとは!!...って何でこんなに興奮しているかと言いますと。周知の通り福岡で肉と言えば「牛」「鶏」ですが、そんな福岡に最近「豚」の波が来ているらしく。本気で豚ホルを出す店が増えてきているのだとか。となれば当然私が放っておくはずが無いわけで。で、幾つかの店に目を付けていたのですが...その中の一つがこの「塩田屋」だったのです。今回は予定がぎっちりだったので、豚ホル探検はまた次の機会にと諦めていました。しかし、いざ目の前にしてしまうと、そうもいかないわけで。

「2、3本くらいなら食えるよな」と暫し店先で自問自答。その様に苦笑する友人。結局、眠気には抗えず「まぁ時間も時間だから、もうそんなに残っていないよな」と自身を納得させ宿へと向かうことに。いやしかし、よもや店を前にしてホルモンではなく苦悩を味わって帰ることになろうとはね。はぁ。この瞬間、次回の来福テーマが「豚を喰らう@福岡」に決定したのは言うまでもありません。竹鶴、どぶ、神亀やらが呑めるという飲み屋にも次回こそ行かねば。行った先から宿題が山盛りです。

ま、今回のところは許してやらぁ。。。

噂ではそんな遠吠えが、深夜の天神地下街に響き渡っていたとかいないとか。

e0011761_1717974.jpg

[PR]
by taka-sare | 2008-12-09 23:31 | 出先・旅先での一コマ | Comments(2)
Commented at 2008-12-10 17:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by taka-sare at 2008-12-10 23:15
■鍵コメさん
さすが、気がついてましたか。
<< [FUKUOKA DAYS 〜... [FUKUOKA DAYS 〜... >>