昨日は友人に誘われ、久しぶりにウチイリ。
となると当然狙いは第1ターンで入店です。ということで、この日は(も?)13:30に店先にて集合ということに。のはずでしたが。実際に私が到着したのは13:17。友人に至ってはさらに前に到着していました。 これじゃあ、開店前の聖地に群がるモツジャンキー達と変わらないじゃん。 ていうか、もう既にジャンキー!? ・・・ 入店後は友人に誘われるまま着席。曰く、ここはベストの位置とのこと。言われてみると、壁を背に出来、なおかつ店内の様子が一望出来るといった具合。なるほど見事に計算された席です。さすがダテに何度も足を運んでいませんな。 そうこうしている内に方々からいつもの注文(呪文)が飛び交う。最初に「今日は○○は無いからねー」と店員からアナウンス。にも関わらず「○○!」とオーダーするオッサンが一人。アチャーと思った矢先、店員の目がギラリと厳しく光る。この間2秒(この間のなんと雄弁なことか)。しかし「今日は無いからね」と優しく再度アナウンス。この店に対する感想の中に「厳しい」「怖い」というものをよく耳目にします。確かに怖い。色んな意味で。でも、なんだかんだ言っても優しいんですよねぇ。本当の優しとは何か。それを考えさせてくれる店だと思います。ここは。 閑話休題。 先ずはビールで乾杯。その後、おしんこ(初)、二種のモツ生、煮込みを注文。 久しぶりのモツ達は相変わらずの旨さでした。しかし... この日、身体が物凄い疲労に包まれていたせいか、何だか感動が薄い。 こりゃあ相当だなと思いながら、運ばれて来た「アブラタレ」を頬張る。すると... なんということか。感動という名の電撃と共に体中にエナジーが充ち満ちて。その後、しばし放心状態に陥ってしまいました。隣を見ると、友人も感極まって言葉になっていません。どうやらこの日、我々に必要だったのはこの一品だったようです。 擦り切れたレコードのように、もしくは羊のように「ウメーウメー」と繰り返す男二人。 もうこれ以上の感動はありえない。そう悟った我々はここでお勘定にすることに。 結局、ビール以外のアルコールは、私がウメ2、友人がウメ3。 かつて無い酒量の少なさ。これこそが如何に我々が充足していたかという証明。 ・・・ wikipediaによると「アブラカタブラ」という呪文は、古くは熱病や炎症を癒す為の呪文として真剣に唱えられていたそうですが...この日の我々にとっては「アブラタレ」が癒しの呪文でした。 何ゆえオッサン達は、この場を訪れるのか。 初めて心の底から分かったような気がします。 モツ熱という名の病を癒す為、聖地に集まりしオッサン達は様々な呪文を真剣に唱える。 今日も明日も明後日も。
by taka-sare
| 2008-10-15 23:59
| 飲む・食べる・呑む
|
ブログパーツ
タグ
季節・自然(354)
食(349) 雑記(147) 酒(113) 鳥(81) 旅(79) 音楽・芸能(64) モノ(61) 土産(60) 珈琲(55) 空(41) 今日は何の日?(34) ホルモン(31) ニュース(27) ちとおかし(15) 虫(14) スイーツ(12) パン(11) 犬(8) 韓国(8) 記事ランキング
画像一覧
カテゴリ
検索
最新の記事
以前の記事
2022年 09月 2019年 04月 2019年 02月 2018年 12月 2018年 10月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 more... 最新のトラックバック
ライフログ
その他のジャンル
ひとこと、ふたこと
フォロー中のブログ
ファン
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||