[子供から玉三郎まで]

25日夜は、スーアルアグンの来日公演(すみだトリフォニーホール)に。

来日が決まったときは「まぁ今年は行かなくていいか」と思っていました。するとその日に出張の予定が入りました。その後、なんの気なしに公演内容をチェックしたら。「ゲスト 東京中低域」という箇所を発見。念のため説明をしておきますと...東京中低域というのは、バリトンサックスのみ(12名)という風変わりなバンド名です(サックス以外は肉声しか使用禁止)。うーむ、どんなコラボになるのか気になるなぁ。ちきしょー、と思っていたら。先日、出張の予定が急遽変更になりました。

というわけで、公演当日、急遽錦糸町へ足を運ぶ事になった次第。

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過去に何度か書いているので、今回は心に留まった事を幾つか簡単に列記。

席の近くに1歳前後のお子さんが。ジェゴグは大音量。大丈夫かなと様子を伺うと...ジェゴグの演奏に合わせ静かに手を叩き。舞踊に合わせバリ舞踊特有の指使いを真似していました。ジェゴクの演奏は大音量でも耳障りではないが...どうやらそれは乳児も同様らしい。

坂東玉三郎氏が鑑賞に来ていた。彼は20年近く前にバリ島に行った際、バリ舞踊やジェゴグに魅せられ。以来スアールアグンとは親交が深いのだとか。おばさま方はスウェントラ氏にきゃあきゃあ、玉三郎氏にきゃあきゃあ。

公演の合間に「私は今年で還暦です(日本語)」とスウェントラ氏。で、着ていたご自身の服をつまむ。その服の色は赤。なるほど、茶色だった服を途中で赤に着替えたのはそういうことだったのか、と納得。茂木先生が言うところの「アハ効果」ってやつですかね。すっきり。ちなみに隣のご婦人方は笑いながら「なんて言っているのか分からないわねぇ」。えーっと、オールジャパニーズですけれど...。

その際(私が知る限り初めて)スウェントラ氏が息子さんを紹介。曰く、芸大を卒業したそうで。で、彼の卒業作品(ムバルン)を演奏となった。古典に新しい息吹を注ぎ込んだ楽曲でなかなか良かった。

東京中低域とのコラボはビミョー?でも面白い試みだったと思う。やりようによっては面白い演奏になりそうな気がする。今後に期待。って、もうこのコラボは無いかな。

とまぁ他にも色々とありましたが、とりあえずこんなところが印象に残りました。

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ホールでもらったパンフから、気になったものをご紹介。

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・ファジル・サイ・プロジェクト
・ザキール・フセイン&マスターズ・オブ・パーカッション
・ジョゲッ・ピンギタン(追記:予約完了)

特に気になったのは、バリでもなかなか観る機会の無いと言われる、幻のバリ舞踊とガムラン「ジョゲッ・ビンギタン」。とりわけ、最後のレゴン(踊り子)と呼ばれる「二・クトゥット・チュニック」の踊りは必見です。演目は「チャロナラン」と「チョンドン・レゴン」他(一人の踊り手が次々に役柄を替えて演じたりします)。こんな機会は滅多にありません。バリに興味がある方はもちろん、舞踊に興味のある方は是非(参考:ジョゲッ・ピンギタン 来日公演2008 )。

天才タブラ奏者、ザキール・フセインの演奏、北インドと南インドの融合も見逃せないなぁ。



* ジェゴグ 過去記事 *
暑い日の熱い音楽
恒例の暑気払い(前編)
恒例の暑気払い(後編)
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by taka-sare | 2008-08-26 03:07 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(0)
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