[やっぱり竹鶴酒造は凄い]

先日、某酒店にてお酒を買いに行った時のこと。
店の主がふと私に声をかけてきました。

主「例のあれ、飲んでみた?」
私「いえ、まだです」

・・・

例のあれとは「純米原酒 生酛竹鶴酒造」。
一時、日本酒飲みの間で話題騒然となった、知る人ぞ知るお酒です。

竹鶴のお酒、それも稀少なお酒ゆえ、私はしばらく放置しておくつもりでした。
そんな私に店主はこう言いました。

「今の味が分からなかったら、その後どう変わったかなんて分からないよ?」
「熟成もいいけれど、先ずは飲んでみなきゃ」

うーむ確かに。飲食物は口にしてなんぼですもんねぇ。
ちょっと消極的な姿勢だったかもなぁ。そう思った私は店主に「飲みます」。
すると店主は笑みを浮かべ一言。
「飲んだらさー、石川君(杜氏)に感想でも送ってあげてよ」。

いやー、それはちょっと...(苦笑)

(結局その後出張が続いた為、開栓したのは一週間後となりました)

・・・

そして昨夜。時間がとれたので再び飲んでみることにしました。
折角なので、この日は竹鶴酒造のお酒をあれこれ試すことに。


e0011761_1194055.jpg[竹鶴各種]

左から
・竹鶴 熟成 純米原酒 八反(H12BY)
・竹鶴 生酛 無濾過純米原酒(H.16BY)
・竹鶴 生酛 無濾過純米原酒(H.16BY)
・竹鶴 純米吟醸(H.14BY)



あれ?2番目と3番目は同じじゃない?と思った方。
実は大きな違いがあるのです。
この2本については、有名ブログ「やまけんの食い倒れ出張日記」に取り上げられていますので、そちらを参照頂ければ。

・・・

4種を飲んだ感想

いずれも旨い。異常。
もとい、以上。

え?たったそれだけ?

ではもう少し。

例の林檎酢然り、極力無為自然を貫いたが故の説得力とでもいいましょうか。とにかく懐が深く旨みがジワジワと迫ってきます。...んー、やっぱり「旨い」としか言いようがありませんねぇ。

ちなみに。注目の生酛2種ですが、私は無添加の方により甘味を感じました。
(やまけんさん同様、私も無添加の方が好みかな)
ただ、まだまだ全貌を現していないような気がします。
もうワンセットあるので、いつの日か開けて飲んでみよう。


* おまけ *

e0011761_20272826.jpg最近「闘う純米酒〜神亀ひこ孫物語 上野俊彦著(平凡社)」を読んで、日本酒へ興味を持ち始めた妻に(注:妻はアルコールの類は全く飲まない)4種の竹鶴を勧めてみると...妻は一種類ずつ味わった後、「これが美味しい」と一つの猪口を指差しました。

見るとそれは「生酛(無添加)」でした。
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by taka-sare | 2007-03-05 00:44 | 飲む・食べる・呑む | Comments(4)
Commented by 山下大輔 at 2007-03-05 02:37 x
ひこ孫はかのお蕎麦屋さんで飲みました~。あれが僕が生まれて初めて、「うわ!」と思った日本酒かもしれませぬ。巡り会えたのは師匠のおかげなので、まずは師匠のブログに載っているお酒から試していこうと思います。次は竹鶴と神亀だ!(笑)
しかし日本酒、少し飲むと感覚が鈍るので、珈琲より道が3倍長く感じられます(笑)。
Commented by taka-sare at 2007-03-05 03:17
>山下さん
神亀酒造の酒は、分かり難い酒の筆頭かもしれませんが、ここが分かると一気に視野が広がるかと思います。兎にも角にも、飲食の経験値が物凄く試される酒だと思います(続きはメールででも)。

>しかし日本酒、少し飲むと感覚が鈍るので、珈琲より道が3倍長く感じられます(笑)

いや、実は珈琲もすぐに感覚が鈍るんですよ!
故に、両者共、険しい道かと・・・(笑)
Commented by soba-kiri at 2007-03-05 11:09
なんて事を!

せっかく、記憶消去ビームを浴びて忘れていたのにぃ!
呑みてぇよぉぉぉぉぉ!!!

ハァ、それにしても見事な竹鶴色ですね。
右から2番目が八反錦でしょうか?
Commented by taka-sare at 2007-03-05 13:21
>soba-kiriさん
私も消去ビームを浴びて忘れていたのですが...
I酒店の店主に記憶を呼び戻されてしまいました(笑)

生酛は、たまりやさんの所で呑んだひこ孫の如き旨さがあります。開栓時は2種の差がハッキリと分からなかったけれど、今回は良く分かりました(現在、開栓3週間)。いやしかし、底知れぬ酒ですね。

>右から2番目が八反錦でしょうか?

そのとーりっす。
竹鶴色といえば、先日I酒店のおかみさんが「お客様に『この前買ったお酒(竹鶴)の色が黄色かったんですけれど』と言われまして・・・」と仰っていました。いやはや(苦笑)。
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