[シリーズの難しさ]

e0011761_19182327.jpg[達人の珈琲 Crema Latte]

過去、3度紹介した達人の珈琲シリーズの第四弾が登場。
今回のプロデュースは、三度目の登場となるカフェ・ロッソの門脇洋之さんです。

実は発売当初に一度試しています。
その時の印象は

「...!? ア、アマイ〜」


いくらなんでも、ちょっとこれは甘過ぎるんとちゃう?

むー。これまでこのシリーズは全て紹介してきましたが、ちょっと今回はなぁ。
ということで、第四弾は紹介するのを止めました。しかし...

その後、知人・友人から「今度の新しいヤツはどうなの?」といった質問が殺到...
はしていませんが、乗りかかった船なので(これがキッカケとなり島根にまで行きましたしね)やはり紹介することにしました。

・・・

で、昨夜、再度ミニストップにて購入。
前回は車を運転しながら飲んだので、今回は家でじっくり飲むことにしました。
で改めて感想ですが...んー、甘いですねぇ。やっぱり。

前回のモノも私には甘く感じられましたが、今回はそれ以上に甘く感じます。
ただでさえ甘いモノが沢山飲み食い出来ない私にとって(甘いもの自体は好きです)、これを全て飲むのはちょっと厳しいものがあります。かと言って捨てることはしたくありません。そこで、急遽エスプレッソを淹れ、そこに入れて飲むことにしました。ふー、これでようやく飲むことができました。




門脇さんが生み出す珈琲の特徴は「調和・優しさ」だと思います。
実際に飲むと分かりますが、とても綺麗な口当たりなんです(参考:過去記事)。
これは、酸味を生かしているからこそ生まれる美味しさです。技術が素晴らしいのはもちろんですが、これこそが達人の珈琲の良さだと思います。
第一弾「達人の珈琲」は、酸味はともかく、調和といった点では上手く表現出来ていたと思います。それは今までの珈琲飲料には無かった方向性でした(門脇さんのお父さんも「息子にもらったのですが、結構美味しいんですよねぇ」と仰っていました)。

しかし、その後の2商品ではその良さが消えてしまいました(厳密には、第一弾の
途中から)。おそらく、甘味が強めのアレンジになると、カップや缶飲料という制約がある中では表現することが難しいのでしょう。
しかし、これでは「良質な酸味がミルクから甘味を引き出す」門脇さんのエスプレッソの美味しさは伝わりません。まるで、ジョアン・ジルベルトのCDを低音をきかせて聞いているような気分?です。

もしもこの商品が最初に出されていたら...
島根行きを決断しなかったかもしれません。

企画としては面白いと思います。でも個人的には、余程の必然性が無い限り、第一弾、せめて第二弾で終えて欲しかったです。このまま回を重ねれば、いずれ続けることが目的となってしまい、実質・本質が薄まっていく...即ち「達人の」という冠は形骸化してしまうような気がします。本物の達人の珈琲を知る者としては、それはとても悲しい結末です。

今後も達人シリーズを続けていくのなら...第三弾のように、その時々の優勝者にプロデュースしてもらった方が良いと思います。その方が、一球入魂出来、結果その人らしさが出て面白いのではないでしょうか。
企画者の方。万が一、億が一、ここに辿り着きましたらどうかご検討下さい。

うーん、書いておいてなんですが、余計なお世話ですね(苦笑)。
戯れ言なのでお許し下さい。
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by taka-sare | 2006-11-20 23:45 | 飲む・食べる・呑む | Comments(2)
Commented by 山下大輔 at 2006-11-21 15:34 x
「達人の珈琲」、夏にタカサレさんの影響で買ってみたのですが、以前のも甘くて、僕にはよく分からなかったです……僕の味覚はまだまだですねー。
頂いたメールのご返信、もう少しお待ち下さい~。濃い内容で、すごく勉強になりました!
Commented by taka-sare at 2006-11-21 22:30
>山下さん
以前のモノとは、第二弾(金色)のLatte Macchiatoですか?
あれはかなり甘いですね〜。今回のものはさらに甘いです...
結局、第一弾(ジャスコで販売されるまで)がオススメでした。
もっとも、エスプレッソって感じではありませんが。

>頂いたメールのご返信、もう少しお待ち下さい~。
いえいえ、気にしないで下さい!
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