[達人の珈琲を飲んできました 後編]

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駐車場からお店に向かって歩くと...





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向かって右側に焙煎室
左側に入り口がありました

焙煎室には達人の姿が!








駐車場からお店の入り口へと歩を進めると
カラメルのような、甘く香ばしい香りが鼻腔をくすぐりました。
香りをたどっていくと、その先には焙煎室があり
真剣なまなざしで作業をする男性の姿がありました。

CAFÉ ROSSOのオーナー、門脇洋之さんです。

達人を目の前にし
本当にCAFÉ ROSSOに来たんだなぁと改めて実感した私は
期待を胸に店内へと歩を進めました。


記念すべき一歩

入り口の扉を開け店内に一歩足を踏み入れると
珈琲の芳醇な香りが、全身をふわっと包み込みました。

私は深呼吸をするように珈琲の香りを吸い込み
空いている席へ向かいました。

・・・

店内は天井が高く開放的。
天井近くの壁に大きなガラス窓が取り付けてある為
室内は優しい光に満ちあふれています。

珈琲の香りを楽しんでもらいたいという達人の思いから
店内は全て禁煙となっていましたが
オープンテラスが設けられている為
喫煙者も気兼ねなく珈琲を楽しむ事が出来ます。

とても心地よい空間です...


至福の一杯

CAFÉ ROSSOを訪れたら先ず初めに飲むのはエスプレッソ。
そう決めていた私は、さっとメニューに目を通すと
店員にエスプレッソのドッピオ(ダブル)を注文しました。

エスプレッソ(急速)の名の通り
注文して間もなく、カップがテーブルに運ばれました。
...と同時に、辺り一面に濃密な香りが広がりました。

今までに飲んだ、どのエスプレッソよりも豊かな香りです。

逸る気持ちを抑えつつ、そっと口に含むと
凝縮された味が一気に舌全体に広がりました。

特徴を一言で言うならば
心地よい酸味が、味全体に深みを与えている...
私はそんな印象を受けました。

・・・

水を飲み口内をリフレッシュした後
今度は、添えられた砂糖を入れて飲んでみることにしました。

砂糖を入れると、エスプレッソはまた別の表情を見せてくれました。
苦、酸、甘味が一体となった味は、上品で美味しいチョコレートを想起させます。
ストレートもいいですが、砂糖を入れて飲むのもまた格別です。

私は本来、甘い物はあまり得意ではないのですが
これはかなり気に入りました。


至高のデザインカプチーノ

やはり、名バリスタがいるお店に来たら
スチームドミルクで描かれる絵が見たくなるものです...
ということで、2杯目にカプチーノを注文しました。

デザインカプチーノは、美味しくて新鮮な豆を挽いて作るエスプレッソと
きめ細やかな泡のスチームドミルクが必要なのだとか。

しばらくして、ツリーの絵が精緻に描かれたカプチーノが運ばれてきました。

なるほど、この絵が全てを雄弁に物語っているのか...
そう思いながらカップを口に運ぶと
今度は、先程とは異なった風味が口内に広がりました。

珈琲がミルクの甘さを引き出しているのでしょうか...
砂糖をいれなくても甘さを感じます。

珈琲はミルクの甘味をひきたて
ミルクは珈琲の風味をひきたてる、といった具合に
互いに風味を引き出し、そして調和している印象を強く受けました。


達人たる所以

この2杯の珈琲は、私に多くの感動をもたらしました。
素人の私にも、達人の主張がしっかりと伝わってきます。

これ程の珈琲をつくる達人、門脇洋之さんとは一体どのような方なのでしょうか?

・・・

1杯目のエスプレッソを頼もうとしたときの事。

注文をしようと辺りを見渡したものの、生憎、店員は皆作業中。
仕方なく、メニューを眺めながら店員の手が空くのを待っていると
門脇さんが焙煎室から店内に戻ってきました。

彼は一瞬で察したのでしょう。
ちらりと目をやると、すかさず注文用紙を手にし、こちらに歩み寄ってきました。
そして注文を受けると、直ぐさま抽出作業に取りかかりました。

・・・

私は感心しました。
マシンを操る所作にではありません。
客に対する目配り・気配りに対してです。

お話をする機会がなかったので、実際はどのような方なのか分かりません。
しかし、私はこの姿に、達人・門脇洋之さんの人柄を
そして、達人たる所以を垣間見たような気がしました。

私は思いました。

達人の珈琲とは
技術が尽くされた珈琲であり
そして何よりも、心が凝縮された珈琲なのだと。
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by taka-sare | 2005-08-06 15:14 | 飲む・食べる・呑む | Comments(3)
Commented by uz at 2005-08-11 21:34 x
はじめまして。
なんとなく「達人の達人の珈琲」で検索しているうちに
この記事にたどり着きました。

CafeRossoさんは、我が家と職場の間に位置しており
週に一回程度、仕事の帰りに立ち寄っています。
本日も、閉店の時刻までゆっくりとコーヒーのあるひと時を
過ごしてきたところです。

店主である門脇氏は、「最近は遠方から訪ねてくれる方も
多くて、ありがたいことです。」とおっしゃっています。

休日は多数のお客さんで賑わっているようですが、次回
おいでになったときには、遠慮なさらずに、達人に話しかけて
みてください。
お礼の言葉と共に、いろいろとコーヒーにまつわる達人の
トークが聞けることと思います。

実は、この「達人の珈琲」は皮肉なことに地元では入手困難です。
本日達人自らより、その品を入手することが出来ましたので、
このコメントを書いてから、口にしてみたいと思っています。
Commented by taka-sare at 2005-08-12 14:15
>uzさん

コメントありがとうございます。
珈琲好きの私にとっては、たまらない立地ですね!

実は、ここではとり上げませんでしたが
時を前後して、お父さんの店「サルビア珈琲」さんと
松江にある弟さんの店「CAFEE VITA」さんにも足を運びました。

その際、お父さんの美巳さんから
「実はこの辺にはミニストップが無くてねぇ。だから未だ達人の珈琲をお店で見た事がないんですよ。」
という話を聞きました。

そんなことがあるんですね。
地元の方はお店で<達人の淹れた珈琲>が飲めるからですかね?
Commented by uz at 2005-08-12 22:16 x
タカサレさん、お返事ありがとうございます。

贅沢なことに、達人の珈琲が、達人のカプチーノが、達人の
エスプレッソが私にとっての基準になっていますので、うっかり
遠方に出かけたときに、知らない店でコーヒーを飲んだりすると
「?!」ってな感覚になることがあります。

さて、商品の「達人の珈琲」ですがミニストップはイオングループ
ですので系列のジャスコでも発売されるとか、されないとか。。。
本日お盆の準備で地元のジャスコに行ったので、乳飲料コーナーを
みてみましたが、残念ながら店頭にはおいてありませんでした。
(そのうち並ぶのかな)

と、いうわけでミニストップはおろか、セブンイレブン、スターバックス、
その他スペシャリティーコーヒーのチェーン店全般(ただしタリーズ
コーヒーを除く)は島根県、鳥取県にはないのです。

何かと都会にあってアタリマエのものがない、この地ですが
豊かな自然とおいしいコーヒーには恵まれております。
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