[変わらぬ日常の味]

私は普段、ほとんどお菓子は口にしないのですが...
東北地方に行くと必ず買ってしまうものがあります。
それがこれ。


e0011761_16241238.jpg[オランダせんべい]

坂田米菓株式会社
山形県酒田市

東北地方に行くとちょくちょく目にするこの商品は、昭和37年(1962年)、坂田米菓の創業者・佐藤栄一によって、日本で初めてうす焼のサラダ味せんべいとして誕生しました。

一枚一枚、塩の量が異なる為、時々しょっぱい思いをすることがあります。
このアバウトなところも味のうち?


このせんべいの良いところ。
それは、原材料が「米、米油、天然塩」と、とにかくシンプルなところです。
地味なパッケージにも表れていますが、あざとさが一切ありません。
そこからは全国屈指の米産地の自信、米菓会社の誇りが垣間見られます。

ですから、風味は至ってシンプルです。
ですが...その普通っぽさが次の一口を誘います。

子供の頃は今程興味は無かったんですけれどね...
年齢を重ねるにつれ、この潔い風味が好ましく感じられるようになりました。

いやぁ、シンプルって素晴らしい。

・・・

一昨日、出張先(秋田県)で、買って帰ろうと駅の売店に立ち寄ると...


e0011761_16242556.jpgなんと、長年慣れ親しんだパッケージが新たなモノに変更されていました。
それも、透明のパックではなくアルミパックになっているではないですか。
ちょっとビックリです。

って、東北生まれの方かオランダせんべいファンでなければ、なんのことやらですよね。

帰宅後、早速WEBサイトを見ると...あ、ありましたありました。



・・・

「オランダせんべい」が期間限定の新パッケージになりました。

暑さや湿気に強いアルミパック包装で、いつでもどこでも新鮮な美味しさをお楽しみいただけます。オランダせんべいのパッケージ変更は十数年ぶりの事。それだけでも試す価値はあります。8月1日からお届け分のオランダせんべいは全て新パッケージでのお届けになります(WEBサイトより抜粋)。

・・・

時代と共に変わる商品が多い中、根本は変えず品質の向上を目指すこの姿勢がいいですね。ますますファンになってしまいそうです。





オランダせんべいを初めて見た人は必ず「オランダ」の名の由来が気になります。
私も子供の頃初めて見た時は何でだろうと思い、あれやこれやと調べものです。

坂田米菓のWEBサイトを見ると、オランダせんべいの名前の由来について書かれていたので、ここで紹介しておきます。

・・・

昭和三十七年、「オランダせんべい」は日本で初めてうす焼のサラダ味せんべいとして誕生しました。当時、せんべいといえば醤油味が主流の中、軽くて繊細な歯ざわりとサラダ味が斬新な欧風のイメージを与えました。
また、ここ山形県庄内地方の方言で私達を「おらだ」と言うことから、「私達(おらだ)が丹精込めて造った庄内米を使い、私達(おらだ)が作った私達(おらだ)のせんべい」という意味も込められ、「オランダせんべい」と名付けられました。

・・・

つまりは「ハイカラ」な印象づけと「シャレ」からついた名前というわけですね。
この事を知った時は「そうだったのかぁ〜」とちょっぴり嬉しく思ったことを思い出します。


* おまけ *

北海道根室市にも「オランダ煎餅」があるそうです。こちらは、煎餅の模様がオランダの石畳に似ているからこの名が付いたのだとか。
根室に行った時は気が付きませんでした。
また行く機会があったら探してみようと思います。
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by taka-sare | 2006-09-01 00:30 | 出先・旅先での一コマ | Comments(0)
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