[サラリーマンのソロ演奏に思う]

昨日(夕刻頃)、上越新幹線に乗って越後湯沢方面へ向かっていた時のこと。
あと少しで本庄早稲田駅に到着というところで、突如、車内の照明が落ち、その後直ぐに、エンジンブレーキがかかった自動車の如く減速し停車してしまいました。

少しの間があった後、車内アナウンスが流れました。どうやら、熊谷〜高崎間で停電が起きた(原因は不明)ようです。雰囲気からすると、特に大きな事故ではなさそうだったので、私は本を読みながら次の車内アナウンスを待つことにしました。

すると、近くにいた中年サラリーマン。
突如、不満を露わにし、吐き捨てるようにこう一言。
「ちっ、なんなんだよ!まったく...。あと少しじゃねーかよ! 」

それだけでは気持ちのおさまりがつかなかったのでしょう。
その後は、「舌打ち」と「貧乏揺すり」を始めました。

車内はとても静かだったので、「チッチッ」と「カタカタ」という(不)愉快なサウンドは、とても良く響き渡りました。
結局、運転が再開されるまでの7分間、御仁のソロ演奏は延々と続けられたのでした。

・・・

上記の演奏会の間、ふと以下のコメントが頭に浮かびました。
これは、とある小冊子に載っていた、書道家「武田双雲」氏のコメントです。

今回はその紹介で、話を締めたいと思います。

「世の中、何に対しても文句ばっかり言っている人が多いですよ。でも実は、毎日の生活の中に、感謝すべき事がどれだけあるかということに気づくと、それを考えるだけで一日が終わってしまうほど。人の頭の中、考えていることは、すごく移ろい易い。だから、いつも感謝ばかりはしていられないけれど、その内の何割かを感謝する気持ちが持てるよう、考え方の比率を変えるだけで。それをたくさんの人がすればね、世界が変わるようなすごいことが、とんでもないことが起こるって僕は本当に思ってるんですよ。(冊子から一部引用)」
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by taka-sare | 2006-06-06 23:59 | 雑感 | Comments(0)
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