三陸麺ロード・番外編

先の話の続き。

まるきさんでラーメンを食べ終わった後、何気なく席の横を見ると、そこには「NO RAMEN NO LIFE」と書かれたポスターがありました(壁際に座っていた)。見ると、震災時に応援したらしきラーメン屋の主人達が紹介されていました。

私でも知っている店が多々あったので「あ、ここは知っているなぁ」等と同伴した仕事仲間と話していると、一段落付いたらしき店の主人とそのお母さんらしき方が「震災の時は色々な方に助けて頂きました」と話をかけて下さいました。

それからしばし会話が続いたのですが、その中で「あ、その方は五福星さんです。ご存知ですか?」と。

「え!?五福星ですか?」「実は僕ら、今日の夕飯、まさに五福星さんで食べる予定なんですよ!」

実はこの後、南三陸でもう一仕事こなした後、仙台IC経由で神奈川へ行く事になっていまして(全て車移動)。時間もあまり無いので、夕飯は簡単済まそうと決めていました。

同行者が無類のラーメン好きで、かつ、東北周りのラーメン事情に詳しかったので、店のチョイスは任せていました。その同行者が選んでいた店がまさに「五福星」だったんです。なので思わず「え!?」と聞き直してしまったと。

その旨を伝えると、お店の方も「あらそうなんですか!」

聞けば、五福星の主人にはとてもお世話になったのだとか。話は尽きませんでしたが、お店のお邪魔になってはいけないと思い、キリがいい所で店を後にすることに。店を出る時、大女将から「五福星のご主人にお伝え下さい」とメッセージを言付かりました。どうぞよろしくお伝え下さいと深々と頭を下げられるその姿に、感謝の思いの深さを垣間見て、思わず胸がグッとなりました。



e0011761_12353813.jpg
生わかめラーメン@五福星

夜の部のオープン前に到着したので駐車場で待機していると、女将さんらしき方がメニューを持って近付いてきました。これ幸いと、気仙沼からきたこと、メッセージを言付かっている事などを伝える私。すると「えー!そう、元気でやってるのねー。よかったー。親方他、スタッフみんなに伝えてきますね!」と女将さん。

人から人へ、思いを無事届ける事が出来、なんだか嬉しくなる我々。しかし、よもやこんな事になろうとはね。人の縁って不思議なもんです。「同じ方向を見ている人達って、不思議と繋がるんですよね〜」と五福星の女将さん。ホント、そう思うことしばしば。思わず、ウンウンと深く頷いてしまいました。

オーダーは、かなりオススメという生わかめラーメンを。生わかめは気仙沼直送ですから!と言われたら、そりゃもうこれしかないですよね。直送生わかめは、さすがの歯ごたえと香りで存在感抜群。巷にあるわかめラーメンとは一線を画していました。

サイドメニューも頼み満足していると、メッセージのお礼です!と、お店自慢の餃子をサービスしてくれました。えー、ただラーメンを食べ歩いているだけですから。。。とちょっと恐縮してしまいましたが、まぁこれも何かの縁。今回は、ありがたくその気持ちを頂く事にしました。

店を出る時「あとで『まるき』に、みんながメッセージを伝えてくれたよ!とメールしておくから」と女将さん。で、添付するからと、店の前で写真を撮らたのでした。

腹はもちろん、心まで満たされたのは言うまでもありません。はからずも、麺ロードは素敵なフィナーレとなったのでした。


e0011761_19121941.jpg
こういうエコ箸もいいね。太麺にもマッチしていました。




e0011761_19201105.jpg


[PR]
by taka-sare | 2014-03-29 12:03 | 飲む・食べる・呑む | Comments(2)
Commented by まき子 at 2014-03-30 01:52 x
まるきさんに、色んな縁があってたどり着いたのも、
何かワカラナイモノが「こっちだよ〜」って引きつけてくれたみたいな…。

もしくは、そこで店主が出て来なかったら…
会話が無かったら、スルーしてたかもしれない縁…

ほんっと、ひとつひとつ、
どんな小さなことでも、繋がっているんだなぁって思いますね。
Commented by taka-sare at 2014-03-30 11:10
■まき子さん
まぁ偶然の産物なんでしょうが、それでも時に、これって必然だったのかなぁと感じる事もありますよね。今回の件もまさにそんな感じでした。

点と点がどのように繋がっていくかで、描かれる線が変わる。。。縁って不思議で面白いなぁと改めて思いました。
<< 優れたデザインとは 三陸麺ロード >>