昨日、包丁を研ぎ直してもらう為、川越へ行きました。
研ぎ直しをお願いするお店は、「まちかん」こと「町屋勘右衛門」。 川越南町通...いわゆる小江戸川越・蔵造りの街並みにある老舗の刃物店です。 ・・・ 「1時間ほどお時間を頂いても宜しいですか?」 このお店は刃物のメンテナンスも請け負っている為 お店を訪れると大抵、主人や従業員が包丁を研いでいます。 この日もその例外ではありませんでした。 川越の街は見所が多いので、待つことは大して苦になりません。 私は「宜しくお願いします」と返事をし、店を出ました。 しかし、この時川越は、いつ大雨が降り出すか分からない空模様でした。 そこで私は、出来上がるまでの間”お決まりの珈琲屋”で待つことにしました。 お決まりの珈琲屋 珈琲豆のクオリティが高いので 珈琲好きにはオススメです。 敢えて店名は記しません。 ヒントは”裏通り”です。 店内にある雑誌を読みながら過ごすこと小一時間。 二杯目の珈琲を飲み終えようかという頃、約束の時間が訪れました。 私は支払いを済ませ、雨降る中、刃物屋へと向かいました。 ・・・ 今回研ぎに出した小型の包丁(町勘) 多層鋼による波紋が美しい。 下に敷いているのはコースターです。 包丁の大きさが分かるでしょうか? 帰宅後、早速その切れ味を試しました。 試し切りの相手に選ばれたのは、白菜の漬け物です。 先ずは、まちかんの主人の常套句である 「刃物の重さで、軽く押す感じでお切り下さい」という言葉に従い 刃を滑らせるようにそっと力を加えて切ってみました。 するとどうでしょう。 摩擦をほとんど感じることなく、刃はまな板に到達してしまいました。 その感触たるや...これはもう快感という他ありません。 しばらくは、快楽に溺れながら料理をすることになりそうです(笑) * まちかん(川越) 江戸時代から続く老舗刃物店。 店内には和洋様々な逸品が取り揃えられており、刃物好きならずとも ついつい目を奪われてしまいます。 (越後鍛冶の名人・佐治武士のナタ等、一見の価値有り) 店内に入ると、主人が優しい口調で刃物の説明をしてくれますので その口上に耳を傾けるのも一興です。 そうこうしていると、実際に大根を切ってみませんか?と勧められます。 これはこの店の名物になっていますので、気後れせずに是非一度 刃物を手に取り、試し切りをしてみましょう。 その切れ味に、多くの方は恍惚の表情を浮かべます。 ただし、刃物が好きな方、自制心がない方は要注意です。 何故なら、あれこれ欲しくなってしまうので。 ちなみに... 今回研ぎをお願いした包丁は、以前このお店で入手したものです。 念のため(笑)
by taka-sare
| 2005-11-07 23:58
| 雑感
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