[芸術の秋]

先日、キースジャレット(以下キース)が3年ぶりにソロコンサートを行いました。
好みはさておき、キースは現代最高と称されているジャズ・ピアニストです。

先日、両親からコンサートに行ってきたとの連絡があったので
電話で感想を聞きました。
(近頃、両親がキースのCDを良く聞いているとのことだったので
このライブのチケットをプレゼントしていたのです)

すると、電話の向こうで母親は次のようなことを話し始めました。
「演奏中、キースはピアノを弾くのを止めた」
「キースは席を立つと、彼は聴衆に向かい(英語で)語りかけた」

自分は何度かキースのコンサートに行っていますが
未だそのような経験はありません。
これは何かあったな...
そう思った私は、主催者である鯉沼ミュージックのホームページにアクセスしてみました。
すると、思った通り、その事に関する記事が掲載されていました。
(現在は掲載しておりません)

・・・

1999年、難病からカムバックしたキースは
以降日本でしかソロ公演を行っていませんでした。
何故だろう...と思っていましたが、これで納得が出来ました。

・・・

携帯電話や撮影はもちろん論外。
でも、咳は仕方ないんじゃない?
そう思う方もいるかもしれません。

キースもその事は十分理解していると思います。
先述した通り、私は何度かキースのライブに行っていますが
その時は、咳が聞こえる中でも演奏は続けていましたから...

確かに、咳やクシャミは仕方のない部分があります。
しかし、記事に書かれているように
手で押さえる等の気遣いはすべきだと思います。

おそらく、キースは咳そのものよりも
聴衆の姿勢が気になったのだと思います。

・・・

演奏者と聴衆...
お互いの心が一点に集まった時、会場は得も言われぬ緊張感や感動に包まれます。
そのような演奏会に出会えた時は本当に幸せな気持ちになり
その時の思いはいつまでも色褪せることなく心に残ります。

ライブの醍醐味は、その空気を味わえるところにあると思います。

なにも堅苦しく背筋をピンと伸ばし、一挙一動に目をこらす必要はないでしょう。
しかし、最低限の姿勢(マナー)は守るべきだと思います。
目の前で、人が心を込めて演奏しているのですから...

これはジャズのライブに限ったことでなく
あらゆる場面において言えることだと思います。


[追記]
実は今夜、このコンサートの追加公演があります。
数日前、ダメもとで予約をしてみたら、なんと席がとれてしまいました。
ということで、今からコンサートに行ってきます。
今日行われる追加公演は、他の3公演とは違う特別公演とのこと。
果たして、どんな演奏になるでしょうか...
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by taka-sare | 2005-10-21 17:10 | 音楽・芸能・芸術 | Comments(0)
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