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[コーヒーの日]

今日は、友人のNさんとその知人O(K?)さんが企画した
“白い器あそび” なるイヴェントに顔を出しました。

夏の始めに訪れた、長崎は波佐見で受けた感動を自分達なりに表現したい...
そんな思いから生まれた企画ということで
“3日間だけのShop&Café” と銘打たれた会場には
波佐見で出会ったという、白く美しい陶器達が
部屋のあちらこちらに、品良く並べられていました。

Nさんは、知る人ぞ知る料理研究家です。
ということで、Nさんが作った料理と飲み物が頂けるスペースが
部屋の一角に設けられていました。
もちろん、料理や飲み物は展示されている白い陶器にて供されます。

本人曰く「ちょっと遊んでみました」という料理は全て白色づくし。
どれもが洒落ていて、食べる前から興味と食欲がそそられます。
あれこれ迷って何とか選んだ3品は、当然のことながらどれもが美味しく
器共々、とても堪能出来ました。

・・・

今回、白い器に白い料理が乗せられたわけですが
単純な色の組み合わせという印象は全く受けませんでした。
むしろ、白色同士を組み合わせたおかげで
白の違いや個性をより感じることが出来たような気がしました。

これは、非常に興味深い体験でした。

白という色は非常にシンプルです。
しかし、決して平凡ではありません。

寒色と思わせるものもあれば、暖色と感じさせるものもあります。
また、合わせる色によってその印象は多様に変化し
さらに、季節、場所、時間等により、様々な表情を見せてくれます。

実際、会場に置かれた様々な白い陶器を見てみると
一つとして同じ色はありませんでした。

どのような色とも共存が出来る許容力のある色...
引き立て役にも、主役にもなれる色...
そして、その時々で色々な色(表情)を見せる色...

私は、それが ”白” という色の持つカラー(個性)だと思いました。
皆さんは、どのように感じますか?



[コーヒーの日]_e0011761_122956.gif
[購入した白い器(堀江陶器)]

今日は「コーヒーの日」
...ということなので
帰宅後、早速白い器で
コーヒーを飲みました




我が家にやってきた白い器たちは、会場とはまた異なった表情を見せてくれました。

きっとこれが、我が家の白なんだろうな...
そんなことを思い浮かべながら、しばし夢の続きを堪能しました。


* コーヒーの日*
1983年、全日本コーヒー協会により10月1日がコーヒーの日と定められた。
ちなみに、国際コーヒー協定により10月1日がコーヒーの新年度が始まる日と
定められている。
by taka-sare | 2005-10-01 23:58 | 雑感
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