人気ブログランキング | 話題のタグを見る

[俄都民な日々1]

混雑が苦手な我が家は、今年も人ごみを避けるべく地元で大人しく...のはずだったのですが、連休直前になって仕事とボランティアを足して2で割ったようなミッションが舞い込み。結果、連休中、我が家は俄都民となることになりました。

ただ...ミッションは一日中というわけではありません。となれば当然空き時間は出来るわけで。「じゃあ折角だから都内で遊ぶか。多くの人が蟻の如く列をなし地方へと向かっている今こそ」とタカサレAは考える。その一方でタカサレBが「いや、東京と言えど下手に動けば混雑に巻き込まれる可能性があるぞ」と。ならばと二人のタカサレが出した答えは「東京の極狭いエリアを散策しよう」。そんなわけで、連休中は潜伏先周辺をぷらぷらすることに。

・・・

3日

例えばこの日はこんな感じに。


[俄都民な日々1]_e0011761_21363528.jpg

昼食時。中華屋だけど洋食が凄いという店に向かうも目当ての店は無し。残念。そこで餃子屋Mに路線変更。餃子喰いたい病にかかっていたから丁度いいかなと思考も変更。何度もこの店の辺は通っているけれど訪れたのは初めて。狭い店内に店員(家族?)4名。なんだ懐かしい感覚だ。食したのは餃子一枚と屋台で出てくるような(いやもっとシンプルか?)焼きそば。カウンターだけだしホント屋台みたいだなぁと思いながら会計すると、合計450円也(税込)。「みたい」どころか屋台よりも安かった。


[俄都民な日々1]_e0011761_21365268.jpg

食後にデザートを購入。土手まで歩き、野球少年の練習を見ながら食す。ようやく妻に「出来立てはここまで違う」ということが分かってもらえて満足。

その後、K駅付近で買い物やら冷やかしやらを。そうこうしている内に夕飯時に。
それではと、ツバをつけておいた居酒屋Sに足を運ぶ。


[俄都民な日々1]_e0011761_21371169.jpg

この日は暑かった。なので先ずはビールから。琥珀エビスが殊の外沁みる。

[俄都民な日々1]_e0011761_21374079.jpg

コブクロ。とても新鮮。味噌が塗ってあるのは初めてかも。

[俄都民な日々1]_e0011761_21383062.jpg

キャベツ煮込み。胃が少し疲れ気味だったのでキャベジンを摂取。モツが煮込まれている鍋で煮て供すスタイル。言えば好みの煮加減にしてくれるのだそう。

[俄都民な日々1]_e0011761_2139157.jpg

ミニトマト豚肉巻き。中華然り、トマトと豚肉の組み合わせ好き。やけどに注意。

[俄都民な日々1]_e0011761_21415180.jpg

口直しにアイスコーヒー。ではなくキンミヤ珈琲。その名の通り、キンミヤに珈琲豆を漬けたもの。珈琲の香味が結構しっかりしているので油断しがちだけど、これはあくまでもキンミヤ。調子にのっていると腰砕けになるので要注意です。と思っていたら「強いので3杯までとさせて頂きます」と書いてあった。これは余計なお世話ではなく親切な対応だと思う。

[俄都民な日々1]_e0011761_21425573.jpg

もつ串煮込み。部位の違うホルモンが三本。この日はフワ、シロ?、えーっと...失念。

[俄都民な日々1]_e0011761_21433245.jpg

〆に軟骨2本を注文したところ1本しかないと。ではどうしようと考えていたら「メニューには無いものなんですが良ければ喉周りの肉は如何ですか?」と。じゃあそれで。食べたらこれが旨かった。この他にも牛ハラミ、ハツも食べたましたがいずれも美味でした。あ、エリンギ焼きも食べたっけ(モツが煮込まれている鍋で煮込んでから焼くのだけど、これがなかなか良かった)。

...とここまで来るともうお分かりかと思いますが、ここはもつメインの串焼き&煮込み屋なんです。私は行った事がないのですが、店主は新宿は思い出横町で有名なSなどで修行した方なんだとか。なるほど、それでこのようなスタイルなのですねぇ。

味、焼き具合もなかなかだし、店の雰囲気も良い。厨房もきれいだし、何より店主の動き、接客態度に好感が持てました。店を出た後「なかなかいい店だったね。特に店長がいい」と妻に言うと妻も同意見で、加えて「瓶ビールの客にグラスを出す前に、さり気なく汚れが無いか丁寧にチェックしていた。あれは見事だね」と絶賛。酒は飲まない妻ですが、この店にはかなり好印象を持ったようで、また来てみたいとのこと。確かに飲まずに串だけ食べたい人も居心地の良い店かもしれません。在庫が切れていて「ブレ煮込み(豚の脳みその煮込み)」が食べられなかったので、機会があればまた足を運んでみようかな。
by taka-sare | 2009-05-05 01:17 | 出先・旅先での一コマ
<< [俄都民の日々2] [いつの間に5月に?] >>